ドリー ツール(Dolly Tool)オプション

スケール

カメラの移動スピードに掛けるスケール係数です。スライダ レンジは 0.01 ~ 10 です。既定値は 1 です。

ローカル(Local)

ローカル(Local)がオンの場合、カメラの視野内部でドラッグ操作を行うと、カメラが注視点に近づくか注視点から遠ざかります。ローカルがオフの場合、カメラの視野内部でドラッグ操作を行うと、カメラとその注視点の両方がカメラの視線に沿って移動します。ローカルの既定の設定 はオンです。

注視点(Center of Interest)

注視点(Center of Interest)がオンの場合、中マウス ボタンでカメラ ビューでドラッグすると、カメラの注視点をカメラに近づけたりカメラから遠ざけたりできます。このオプションがオフの場合は、カメラの視野内部でドラッグすると、カメラがその注視点に近づくかまたは注視点から遠ざかります。[Ctrl]と[Alt]を押したまま左マウス ボタンをドラッグしてセレクション ボックスで選択すると、注視点がその領域の中心にスナップされます。

既定では注視点(Center of Interest)はオフです。

注視点(Center of Interest)(やローカル(Local))とバウンディング ボックス(Bounding box)をオンにして 4 つのパネル ビューで作業している場合、ビュー内を中マウス ボタンでドラッグすると、注視点(Center of Interest)は端に小さな x のある赤い線で示されます。

センターへ(Towards center)

このオプションがオフの場合、ドリーを開始すると、ドリー ツール(Dolly Tool)アイコンの現在位置に向かってドリーされます。

ボックス ドリーのスナップ先(Snap Box Dolly to)

ボックス ドリーは、[Ctrl]と[Alt]を押したままドラッグ(または Mac OS X では[Control]+[Option]を押したままドラッグ)したときに、注視点をセレクション ボックスに移動します。

サーフェス(Surface)

バウンディング ボックス(Bounding box)がオンの場合、オブジェクトに対してボックス ドリー操作([Ctrl]+ドラッグ)を実行するときに、カメラの注視点がオブジェクトのサーフェスに移動します。スムーズ シェード(Smooth Shade)モードがオフの場合(特にシーン内に可視オブジェクトが多くある場合)、サーフェス ポイントの計算は遅くなります。

バウンディング ボックス(Bounding box)

バウンディング ボックス(Bounding Box)がオンの場合、オブジェクトに対してボックス ドリー操作([Ctrl]l+ドラッグ)を実行するときに、カメラの注視点がオブジェクトのバウンディング ボックス センターに移動します。バウンディング ボックス(Bounding Box)の既定はオンです。

正投影モード
正投影カメラを使用する場合、カメラを前後にトラックできるように、ドリー ツールがドリー(Dolly)モードで動作したり、正投影幅(Orthographic Width)を変更し、カメラに収めるシーンの割合をコントロールできるように、ズーム(Zoom)モードで動作したりできます。

関連項目