ランダムな浮動小数点数またはベクトルを返します。返される乱数の値は、平均値が 0 の正規分布(ガウス(Gaussian)分布)に従います。
float gauss(float stdDev)
vector gauss(float XstdDev, float YstdDev)
vector gauss(vector stdDevVector)
stdDev には、1 次元正規分布の標準偏差をスカラーで指定します。戻り値は 1 次元ガウス(Gaussian)分布に従います。
XstdDev と YstdDev には、正規分布の標準偏差を指定します。これは XY 面上の 2 次元ガウス(Gaussian)分布を与えます。返されるベクトルの右側の要素は 0 です。
stdDevVector には、標準偏差のベクトル成分値を指定します。これは 3 次元分布になります。
この関数から返される乱数を制御する方法については、seed を参照してください。
gauss(5)
0.239 などのランダムな浮動小数点数を返します。
gauss (5)を反復的に実行して戻り値の発生回数をプロットすると、次のような度数分布になります。
gauss (2)を繰り返し実行して戻り値の発生回数をプロットすると、次のような度数分布になります。