アトリビュートのデータ型

変数と同様に、アトリビュートにもそれぞれデータ型があり、それによって保有できる値の種類が規定されます。Maya のアトリビュートは通常、float 型か boolean 型で、vector 型、int 型または string 型のアトリビュートはあまり一般的ではありません。

ベクトル配列(Vector Array)型は、位置、速度、加速度、カラー(RGB で表す 3 つの値を使用)と、3 つの成分からなる他のパーティクル アトリビュートをアニメートするのに便利です。

パーティクルのシェイプ ノードには、他の組み込みアトリビュートにはない複合データ型があります。

意味 データの例

ベクトル配列

FireShape.position

{<<3.2, 7.7, 9.1>>, <<4.5, 9.2, 3.1>>, <<3.8, 4.4, 2.1>>}

浮動小数点配列

FireShape.lifespan

{1.333, 1.666, 2.333, 1.333}

これらはパーティクル単位のアトリビュートとも呼ばれます。

ベクトル配列(Vector Array)と浮動小数点配列アトリビュートを持てるのは、パーティクル オブジェクトのみです。パーティクル オブジェクトのベクトル配列の既定のアトリビュートは、位置、速度、加速度です。各パーティクルのアトリビュートを別々の値に設定できるため、これらはパーティクル単位のアトリビュートとも呼ばれます。

カスタム アトリビュートのデータ型

修正 > アトリビュートの追加(Modify > Add Attribute)を使用してオブジェクトにカスタム アトリビュートを追加する場合、そのアトリビュートのデータ型として、浮動小数点、整数(integer)ブール演算(boolean)ベクトル(vector)のいずれかを選択します。「アトリビュートの追加(Add Attribute)オプション」を参照してください。