マスク チャネルを変更する

Maya ソフトウェアと mental ray for Maya の場合

オブジェクトのマスク値を増減するには

  1. オブジェクトのマテリアルのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)にあるマットの不透明度(Matte Opacity)セクションで、マットの不透明度モード(Matte Opacity Mode)不透明度ゲイン(Opacity Gain)に設定して、マットの不透明度値を調整します。

    レンダリングを行うと、Maya はまずマスク チャネルを作成し、次にオブジェクトのマスク値とマットの不透明度(Matte Opacity)値を乗算します。たとえば、マットの不透明度(Matte Opacity)が 1 の場合は、オブジェクトのマスク値は変化しません。マットの不透明度が 0.5 の場合は、オブジェクトのマスク値は元の値の半分になります。

オブジェクトのマスク値を固定するには

  1. オブジェクトのマテリアルのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)にあるマットの不透明度(Matte Opacity)セクションで、マットの不透明度モード(Matte Opacity Mode)ソリッド マット(Solid Matte)に設定して、マットの不透明度値を調整します。

    オブジェクトが透明な場合、そのオブジェクトの背後にあるすべてのオブジェクトがマスク チャネルに表示されます。

    レンダリングを行うと、Maya はまずマスク チャネルを作成し、次にオブジェクトのマスク値をマットの不透明度(Matte Opacity)値に設定します。たとえば、マットの不透明度(Matte Opacity)が 1 の場合は、オブジェクトのマスク値も 1 になります。マットの不透明度(Matte Opacity)が 0.5 の場合は、オブジェクトのマスク値も 0.5 になります。

オブジェクトのマスク値を 0 に設定するには

  1. オブジェクトのマテリアルのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)にあるマットの不透明度(Matte Opacity)セクションで、マットの不透明度モード(Matte Opacity Mode)ブラック ホール(Black Hole)に設定します。

    レンダリングを行うと、Maya はまずマスク チャネルを作成し、次にオブジェクトのマスク値を 0 に設定します。オブジェクトが透明な場合、そのオブジェクトの背後にあるすべてのオブジェクトがマスク チャネルに表示されません。