以下の手順は、Linux、Windows、Mac OS X プラットフォームのすべてに共通です。
プラグイン ファイルを /plug-ins に置きます。
プラグインにスクリプトが含まれている場合は、スクリプト ファイルを /scripts フォルダに置きます。
プラグインにアイコンが含まれている場合は、アイコン ファイルを /icons フォルダに置きます。
Maya.env ファイルが各プラットフォームのどの場所に保存されるかなどの詳細については、「Maya.env を使用して環境変数を設定する」を参照してください。 Maya.env を使用すると、単にファイルをコピーするだけで別のシステムに同じランタイム環境をセットアップすることができます。 コマンド ラインからこれらの変数の明示的な値を設定し、Maya.env で与えられた値の先頭に付加することもできます。
プラグインのファイルを指すように環境変数を設定する代りに、plug-in/scripts/icons のそれぞれのファイルをMaya が既定で指すディレクトリにコピーすることができます。 どのファイルが自動的に追加されるのかを知る最も簡単な方法は、Maya のスクリプト エディタ(Script Editor)の内部から getenv コマンドを使用することです。 たとえば、次のようになります。
getenv MAYA_PLUG_IN_PATH
3 番目のオプションとして、プラグイン マネージャ(Plug-in Manager)の参照(Browse)ボタンをクリックしてプラグインにナビゲートすることもできます。
環境変数 MAYA_APP_DIR を使用すると、Maya.env ファイルを検索できるようになります。この変数を設定しない場合、Maya はこのディレクトリ内を検索します。
複数のバージョンの Maya をシステムにインストールしている場合は、MAYA_APP_DIR 環境変数が指すディレクトリのバージョン管理されたサブディレクトリかこのディレクトリのバージョン管理されたサブディレクトリに Maya.env ファイルを配置できます。
たとえば MAYA_APP_DIR を /usr/mydir に設定した場合は、Maya.env ファイルを /usr/mydir/201x フォルダに作成することができ、Maya の 201x バージョンを実行するときにこのファイルが使用されます(たとえば Maya 2016 の場合は /usr/mydir/2016 ディレクトリ)。MAYA_APP_DIR を設定しない場合は、201x バージョンの Maya.env ファイルを次の場所に置くことができます。