このダイアログ ボックスは、選択した熱可塑性材料のプロパティを表示するために使用します。
[熱可塑性樹脂]ダイアログ ボックスの[機械的特性]タブを使用して、熱可塑性樹脂の機械的特性を指定します。
機械的特性データ | これらの入力は、粘弾性材料を表すために使用される 5 つの標準係数に従って、材料(複合材料の場合は、マトリックス + ファイバー/フィラー)の機械的特性を指定するために使用します。 粘弾性モデルは、時間と温度の関数として応力緩和データが必要な場合に、使用する必要があります。たとえば、荷重および加熱サイクルのある成形品は、応力緩和として変形することがあります。このモデルは、流動方向および流動に対して横方向の特性のばらつきを考慮したものです。 |
熱膨張係数(CTE)データの横等方性係数 | これらの入力は、材料(複合材料の場合は、マトリックス +ファイバー/フィラー)の熱膨張特性を指定するために使用します。 横等方性熱膨張係数は、機械的特性データ モデルと組み合わせて、流動方向および流動に対して横方向の特性のばらつきを考慮します。 次は横等方性熱膨張係数です。
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テスト情報の表示/編集 | この材料のデータ情報源、データの最終変更日、テスト実行日、およびデータ取得に使用したテスト方法を表示するには、このボタンをクリックします。 Autodesk Moldflow 材料データおよび材料テスト方法の詳細については、「材料テストとデータ フィッティング」を参照してください。 |
マトリックス プロパティの使用 | 使用材料に異方性または等方性マトリックス データがある場合は、ドロップダウン リストから[7 つのマトリックス プロパティの使用]を選択し、[マトリックス プロパティの編集]を選択し、[マトリックス プロパティ]ダイアログ ボックスを表示してマトリックス プロパティを編集します。 既定の設定は[マトリックス プロパティを使用しない]です。 異方性マトリックス データを持つ材料でマトリックス プロパティを使用すると、Mori-Tanaka マイクロメカニックス モデルが既定で使用されます。 [マトリックス プロパティを使用しない]を選択した場合、または等方性マトリックス データを持つ材料で [7 つのマトリックス プロパティの使用]を選択した場合、Tandon-Weng マイクロメカニックス モデルが既定で使用されます。 [6 つのマトリックス プロパティの使用(旧バージョン)]は旧バージョンのスタディ ファイルとの下位互換性を確保するために使用します。 注: 異方性 LCP 材料に対して Mori-Tanaka マイクロメカニックス モデルを使用することで、解析結果の精度が向上します。
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