メッセージ テキスト
** 警告 702670 ** 熱伝導率が非常に低い金型材料が検出されました。この材料を金型材料として使用すると、ソルバーの収束に長い時間がかかる場合があります。収束に達しない場合は、金型の最大収束計算回数の増加が必要な場合があります。
説明
金型ブロックに使用している材料の熱伝導率が非常に低いため、この解析には適していません。この低い熱伝導率と金型の反復セット数の組み合わせでは、ソルバが解に到達できません。熱伝導率の高い金型材料を選択するか、金型の最大収束計算回数を増やすことにより、解に到達できる可能性があります。
解決策
- 金型材料を変更するには、次のように操作します。
()をクリックします。
- [アドバンス オプション]をクリックします。
- 金型材料に関連付けられている[選択]をクリックします。
- [金型材料の選択]ダイアログ ボックスで、現在選択している材料よりも熱伝導率の高い材料を選択し、[選択]をクリックします。
- [OK]をクリックして、各ダイアログ ボックスを閉じます。
- 金型収束計算の最大回数を変更するには、次のように操作します。
()をクリックします。
- [アドバンス オプション]をクリックします。
- ソルバー パラメータに関連付けられている[編集]ボタンをクリックします。
- [冷却解析]タブを選択し、[金型温度最大収束計算回数]の値を 10 ~ 10,000 の間に変更します。
- [OK]をクリックして、各ダイアログ ボックスを閉じます。