圧縮表面プロパティ結果

圧縮タイプ成形プロセスでは、モデルのサーフェスに「圧縮表面」プロパティ タイプを割り当てる必要があります。サーフェスの金型内の場所に応じて、3 つの圧縮要素プロパティ タイプがあります。

固定プレートに最も近い成形品表面には、固定サーフェスのプロパティが割り当てられます。樹脂計量に最も近い成形品表面は圧縮(移動)表面です。側面の要素は側面のサーフェスになります。[圧縮表面プロパティ]の結果に、どの成形品のサーフェスにどの圧縮表面が割り当てられているかが表示されます。
注: この結果は、3D 射出圧縮成形解析または 3D 圧縮成形解析のみで生成されます。

この結果の使用法

[圧縮表面プロパティ]プロットを使用して、モデルの解析準備中に圧縮成形品メッシュに定義された[圧縮要素(3D)]プロパティの値を特定できます。[結果]リボンの[確認]ツールでモデルをよく調べると、ノードが数値付きで表示されます。
  • 値 1 は、要素が圧縮表面にあり、圧縮中に移動することを示す。
  • 値 2 は、要素が固定表面にあり、圧縮中に移動しないことを示す。
  • 値 3 は、要素が側面にあり、圧縮方向には移動できるが、側面に対して法線方向には移動しないことを示す。