コマンド ラインおよび Visual Basic スクリプト

ソフトウェア内のコマンド ライン ユーザー インターフェースでは、Visual Basic (VB)スクリプトとマクロを起動できます。

このダイナミックで拡張性がある機能により、パラメータの入力を必要とするスクリプトを実行できます。次の操作を実行できます。

• 必要に応じて既存のスクリプトを編集、または新しい機能を追加するために拡張する。
• 複数のコマンドを含む新しいスクリプトを追加して、このソフトウェアが提供するビルトイン コマンドのように使用する。

コマンド ラインで「help」とタイプすると、コマンドの一覧が表示されます。

スクリプトまたはコマンドは、複数のコマンド ライン引数を取ることができ、スクリプトの実行中に使用するパラメータを提供します。

スクリプト名は対応するスクリプト ファイルの接頭語です。たとえば、HCP という名前は、コマンド フォルダ内の Visual Basic スクリプト ファイル HCP.vbs に対応します。このコマンドは、アクティブな表示ウィンドウを印刷します。

次の方法のいずれかを使用して、新しいスクリプトを作成できます。

• マクロを記録してコマンド フォルダに保存する。このタイプのスクリプトはコマンドライン引数を取らない。記録したマクロを修正または拡張することによって、新しい機能を追加したり、コマンドライン引数を受け取ることができる。
  注: コマンド ライン引数を受取るように修正されたマクロは、スクリプトがユーザーの入力を要求しない場合に限り、コマンド ラインから起動できます。
• コマンド ライン引数としてパラメータの入力が必要かどうかにかかわらず、まったく新しいスクリプトを作成することもできる。

コマンド ラインがスクリプトを検索する既定のプロジェクト フォルダは、通常、My Documents¥My AMI 20xx Projects¥commands です。ここでスクリプトが見つからない場合は、C:¥Program Files¥Autodesk¥Moldflow Synergy 20xx¥data¥commands ( xxxx はソフトウェア リリースです)を検索します。

注: API を使用してすべての機能にアクセスできるわけではありません。マクロを記録してユーザー インターフェース内部から実行するよりも、スクリプトを作成してコマンド ラインから実行する方がより多くの機能にアクセスできます。