気泡圧力結果

気泡圧力結果は、成形品全体に分布する気泡内のガス圧力を示します。

この結果は、次のメッシュ タイプに対してマイクロセルラー射出成形解析で生成されます。

• Midplane
• Dual Domain
• 3D

この結果の使用法

気泡圧力結果は、圧力スパイクが存在するかどうか確認するのに非常に役立ちます。圧力スパイクは、一般にアンバランスの徴候です。この問題は、通常、ゲート位置、または樹脂に注入するガス量を変更することで修正できます。その他、わずかな変更で済むこともあります。

気泡圧力の XY プロット結果を作成することで、気泡圧力と肉厚方向表示位置との関係を調べることができます。

注: Midplane または Dual Domain メッシュ タイプのモデルでは気泡圧力結果は、ソルバー パラメータで[プロファイル結果の数]をゼロより大きい値に指定している場合にのみ使用可能です。

出力するプロファイル結果の数を指定するには、 ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックし、必要に応じて[次へ]をクリックして[充填+保圧設定]ページに移動し、[アドバンス オプション]をクリックします。[ソルバー パラメータ]グループの[編集]をクリックして[中間出力]タブを選択します。

確認事項

• 気泡圧力が過度に高いと、反りが発生する可能性がある。気泡圧力はできるだけ低く維持することを推奨。