充填+保圧解析タブ ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスは、3D モデルを使用した充填+保圧解析または流動解析の充填過程、保圧過程、ゲート直径、および一般的なソルバー パラメータを指定するために使用します。

このダイアログ ボックスにアクセスするには、充填または充填+保圧(または流動)を含む解析順序を選択します。[プロセス設定] ([ホーム]タブ > [成形プロセス設定]パネル > [プロセス設定])をクリックします。[次へ]をクリックして、[充填設定]ページまたは[充填+保圧設定]ページを表示します。[アドバンス オプション]をクリックした後、[ソルバー パラメータ]グループの[編集]をクリックします。[熱可塑性樹脂射出成形ソルバー パラメータ(3D)]ダイアログ ボックスで、[充填+保圧解析]タブを選択します。

すべてのソルバー パラメータには、ほとんどの解析に適用可能な既定値が指定されています。

慣性効果のシミュレーション 慣性効果を Navier-Stokes 計算に含むかどうかを指定します。このオプションを選択すると厚肉成形品の解析精度は向上しますが、処理上の負荷が最も高くなります。
重力効果のシミュレーション 重力効果を Navier-Stokes 3D 流動シミュレーション計算に含むかどうかを指定します。
並列化のためのスレッド数 並列解析に使用するスレッド数を指定します。
ゲート接続直径 ゲートまたはランナー システムがない成形品の解析時に、自動ゲート直径または特定のゲート直径を指定できます。
ソルバー パラメータ 3D フロー ソルバーの充填過程および保圧/硬化過程のパラメータにアクセスします。
中間結果 記録する中間結果のタイプを指定します。これは回数を指定または指定しない、一定間隔に設定できます。[間隔の編集...]オプションにより、異なるプロセス過程での中間結果数を調整できます。
[繊維配向解析(繊維充填材の場合)] (熱可塑性材料のみ) 繊維充填材料の場合に、繊維配向解析を実行します。
[材料データに光学特性がある場合は複屈折解析] (熱可塑性材料のみ) 材料に光学特性がある場合は光弾性複屈折結果を生成します。

複屈折計算により解析時間が延長します。複屈折結果が不必要な場合は、このオプションはオフのままにします。

注: また、反りプロセス設定で主応力結果出力も有効にしておく必要があります。
[結晶化解析(材料データが必要)] (熱可塑性材料のみ) 結晶性樹脂を使用して材料データに結晶形態パラメータがある場合に、結晶化解析を実行します。