[リアクティブ成形ソルバー パラメータ(3D)]ダイアログ ボックスの[ダイナミック パドル シフト]タブは、3D リアクティブ成形解析におけるパドル シフト予測に関連する入力値を指定するために使用します。
コア シフト解析の頻度 | 充填過程と保圧過程において、キャビティの異なる位置間の圧力には大きな差があり、これらの圧力差に対応するためにコア シフト解析を数回繰り返す必要があります。 |
圧力計算中のコア シフト解析の実行 | 充填+保圧解析の圧力の繰り返し計算中に圧力値が変化し、これがコア シフト予測に影響を与えます。このオプションは、圧力計算中に追加のコア シフト解析を実行するかを指定します。 |
コア シフト解析中のメッシュの更新 | 予測されるコア シフトが大きい場合は、結果として生じるメッシュ変形により充填+保圧解析が不安定になり、解析が停止することがあります。このような場合に、このオプションをオフにすると解析は完了できますが、解析結果の精度は多少低くなります。 |
充填過程後にコア シフトを計算 |
[充填過程後にコア シフトを計算]オプションを選択しない場合は、コア シフトは充填過程でのみ計算されます。充填解析完了時に存在するコア変位が、保圧過程では変動しないと仮定します。 [充填過程後にコア シフトを計算]オプションを選択した場合は、コア シフトは保圧過程でも継続して計算されます。 |
コア解析に使用する要素 | コアの応力解析でコア要素として使用する四面体要素タイプを指定します。 |
AMG マトリックス ソルバーの使用 | AMG ソルバーでは、徐々に粗くなるメッシュ グリッドを計算に使用することで反り解析速度が向上します。 |