Solver API タブ ダイアログ ボックス

[Solver API タブ]ダイアログ ボックスでは、ソルバー計算でユーザー独自の材料データを使用できます。

この機能は、充填、充填+保圧、スタンドアロン保圧および冷却(FEM)解析順序、熱可塑性樹脂粘度計算において、3D フロー ソルバーのみでサポートされています。

ウィジェット 説明
粘度モデル 粘度モデルには次の 2 つのオプションがあります。
  • 標準粘度モデル(材料データから)

    これは既定のオプションで、Moldflow 材料ライブラリから Moldflow 粘度モデルおよびデータを使用して計算します。

  • ユーザー粘度モデル(MoldflowUserFunctions から)

    このオプションは、ユーザー独自のデータと粘度モデルを持っていて、ソルバーの呼び出し用にユーザー独自の C 関数を作成し、共有ライブラリ オブジェクトをコンパイルし、それを Insight インストールのバイナリ フォルダ(通常、C:¥Program Files¥Autodesk¥Moldflow Insight 20xx¥bin)にコピーした場合に選択します。

パラメータのテキスト

この入力は、[ユーザー粘度モデル(MoldflowUserFunctions から)]を選択した場合にのみ使用可能になります。

このダイアログ ボックスに情報を入力するのは、オプションです。ただし、解析セットとセット内の一部のパラメータを変更したい場合に特に便利です。

インターフェース関数 SolverUtilityHb3dViscosityGetConfig は、ユーザー独自のコードから文字列を読み込むことができるように用意されています。最大 256 文字を入力します。

これには次のような使用例があります。
  • コードがアクセスできる、スタディ内のパラメータ値を格納します。
  • ファイル名を格納します。
  • 特定のスタディ ファイルの側面を説明するテキストを追加します。