eTransmit for Autodesk Revit 2016 アドインを使用して、Revit モデル、そのリンク ファイル、外部ファイルをパッケージ化し、別のユーザに送信します。
重要: 転送処理中、eTransmit は、ディスクに保存されているホスト モデルとリンク ファイルのバージョンをコピーします。eTransmit を実行する前に、必ずファイルに変更を保存してください。
モデルと依存関係を選択する
- すべてのモデルが閉じていることを確認します。[アドイン]タブのeTransmitパネルで、[モデルを転送]をクリックします。
- 転送するモデルを選択します。
- [モデルをブラウズ]をクリックして、転送する Revit モデルの場所にナビゲートします。
- 1 台以上の Revit Server に接続中に Revit Server モデルを転送する場合は、[Revit Server を参照]をクリックして、転送するモデルの場所にナビゲートします。
- モデル(*rvt)ファイルを選択し、[OK]をクリックします。
- [Save model to]で[フォルダを参照]をクリックし、転送するファイルを保存する場所にナビゲートします。
eTransmit for Autodesk Revit 2016 で、選択したフォルダの下にサブフォルダを作成します。サブフォルダの名前には、モデル名と現在日時が付けられます。たとえば、hospital_local という Revit モデルを保存する場所として My Documents/eTransmit を選択する場合、そのファイルは My Documents/eTransmit/hospital_local_2014-4-21_01.12.00 に保存されます。
- 省略可能: 転送に含めるサポート ドキュメントなどを選択するには[ファイルを追加]をクリックします。[転送するファイルを追加する]ダイアログが表示されます。
- ファイルを追加するには、
(追加)ボタンをクリックし、含めるファイルの場所にナビゲートし、[開く]をクリックします。
- ファイルを削除するには、ファイル名を選択して
(削除)をクリックします。
注: [ファイルを追加]オプションを使用して Revit モデルを追加する場合、モデルは転送に含まれますが従属ファイルに対してはチェックされません。
- 既定では、[転送レポートとエラー レポートを含めます]のオプションが選択されています。このオプションを選択すると、(選択した転送オプションに応じて)2 種類のレポートが生成され、転送ファイルと同じフォルダにコピーされます。
- 転送レポートには、次の内容が一覧で示されます。
- ホスト Revit モデル
- 正常に転送された従属ファイル
- 特定できなかったか含めることができなかった従属ファイル
- 正常に転送された追加ファイル
- 特定できなかったか含めることができなかった追加ファイル
- 転送プロセス中に発生したエラー
- 次の場合、Revit モデルのエラー レポートには、エラー メッセージと関連するモデル要素一覧で表示されます。
- Revit のアクティブ バージョンでモデルを開くように選択する(転送オプション)
- アップグレード処理中にエラーが発生した
これらのレポートを生成しない場合は、[転送レポートとエラー レポートを含めます]オプションをオフにします。
重要: このオプションをオフにすると、eTransmit のアップグレードと転送の処理中に発生したエラーは記録されません。
- 転送プロセスに含める従属ファイルのタイプを指定します。
| 選択対象 |
次の操作を実行します... |
| リンクされている Revit モデル |
ホスト モデルにリンクされている Revit モデルとすべての IFC ファイル、およびこれらのファイルにリンクされているすべてのモデルのパスが変更され、保存場所にコピーされます。 |
| CAD リンク |
ホスト モデルにリンクされている CAD ファイルのパスが変更され、保存場所にコピーされます。 注: CAD モデルにリンクされている相互参照は転送されません。
読み込まれた CAD ファイルは Revit プロジェクトに完全に格納されているため、個別のファイルとしては含まれません。
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| DWF マークアップ |
ホスト モデルにリンクされている DWF マークアップのパスが変更され、保存場所にコピーされます。 |
| デカル転写イメージ ファイル |
- モデルで使用されているデカル転写イメージ ファイルは保存場所にコピーされます。
- これらのファイルを含めると、レンダリングの精度を最大限に高めることができますが、ZIP で圧縮したファイルの全体サイズが大きくなる可能性があります。
- これらのファイルを含めないと、デカル転写イメージはモデルで空白として表示されます。
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| 外部キーノート ファイル |
モデルで参照されているキーノート テーブルは保存場所にコピーされます。含まれていない場合、既存のキーノートには最後に保存された値が表示されます。 |
- 省略可能: [アップグレード]と[クリーンアップ]オプションを選択します。
- クリーンアップ(2015 より前のモデルの場合はアップグレード。時間がかかります): モデルとリンクモデルを現在のリリースにアップグレードします(Revit リリース 2012 以降のモデルだけをアップグレードできます) 。このオプションを選択すると、転送に時間がかかります。
- [クリーンアップ]を選択した場合は、モデルとリンク モデルに、次のカスタマイズ オプションを選択できます(これらのアクションは転送されるモデルのみに影響し、ソース モデルは影響を受けません)。
- ワークセットを無効にする - 受信者がファイルをより簡単に使用できるように、モデルからすべてのワークセットを削除します。このオプションを選択すると、転送されるモデルはワークシェアリングされなくなります。
- 未使用の項目を削除 - ファイル サイズを減らすために未使用のファミリ、マテリアル、その他のオブジェクトを削除します。
- 含めるもの: すべてのシートと - シートを含める他に、転送するビューを選択できます。
- すべてのビュー - シート上の有無に関係なく、すべてのビューとビュー タイプを転送します。
- シート上のビューのみを含む - シート上にないビュー タイプは除外されます。
- シート上のビューと選択されたビュー タイプ(シート上にありません) - シートにビューが保持されます。[選択]をクリックし、ビュー タイプのリスト(シート上にないもの)から転送するタイプを選択します。
- 必要なシート以外のすべてのシートを除外 - モデルに不必要なデータを含めないように、シートを除外します。転送するビューを選択できます。
- すべてのビュー - シート上の有無に関係なく、モデルのすべてのビューとビュー タイプを転送します。
- 選択されたビュー タイプ - [選択]をクリックし、ビュー タイプのリスト(シート上にないもの)から転送するタイプを選択します。
- 既定では、[次回 eTransmit を使用するために、これらの設定を保存します]のオプションが選択されています。現在のモデルおよび依存関係の設定を既定の設定として保存しない場合は、このオプションをオフにします。
- [モデルを転送]をクリックします。
eTransmit for Autodesk Revit 2016 では、ファイルのパスを変更して、ターゲット フォルダに保存します。指定した転送オプションに応じて、選択したオブジェクトがモデルから削除され、ターゲット フォルダに保存される前にモデルが更新されます。
注: 処理中にキャンセルすると、eTransmit for Autodesk Revit 2016 は保存フォルダにコピーされたすべてのファイルを削除して、フォルダを削除します。
- 転送するために選択したホスト モデルが開かれていて、保存されていない変更がある場合は、次のいずれかのオプションを選択するように促すメッセージが表示されます。
- 転送プロセスが完了すると、確認のダイアログが表示されます。
- (省略可能)保存したフォルダからモデルを開いて、ファイルが正常に転送されたことをテストします。
注: モデルをアップグレードするように選択した場合、アップグレード プロセスで検出されなかったエラーが追加で発生することがあります。手動でのアップグレードと同様にエラーを解決します。警告やエラーを解決すると、受信者がモデルを開きやすくなります。
- フォルダを ZIP で圧縮し、電子メール、FTP、または別の方法でファイルを送信します。