ロード可能なファミリを作成する前に、この要件のリストを考慮してください。
ファミリを作成する際には、変更が必要となることが多いため、ファミリ エディタを使用すると、最初からやり直すことなく、これらの変更を加えることができます。
いくつかの設定済みのサイズで利用できる照明器具の場合、どのような長さにも作成できる本棚については標準コンポーネント ファミリを作成します。ただし、1 つの形態でしか提供されない特注製の設備を作成する場合は、ロード可能なファミリではなく、インプレイス ファミリとして作成することができます。
サイズの多様性、およびオブジェクトの複雑度によって、ロード可能なファミリを作成するか、インプレイス ファミリを作成するかが決まります。
オブジェクトがビューで表示される方法によって、作製する必要のある 3D と 2D のジオメトリ、および表示設定を定義する方法が決まります。 オブジェクトを平面図ビュー、立面図ビュー、または断面図ビュー(またはこれらの組み合わせ)で表示するかどうかを決定してください。
窓、照明器具、鉄筋のようなその他のコンポーネントがホストするのが普通のオブジェクトの場合は、ホスト基準テンプレートで開始します。ファミリがホストされる方法(または、ファミリが何にアタッチするか、しないか)によって、ファミリを作成するためにどのテンプレートを使用すべきかが決まります。
場合によっては、3D ジオメトリを必要としないこともあります。ファミリを表示する際、2D 形状を使用するだけで十分な場合もあります。ファミリ作成時にかかる時間を省くためにモデルの 3D ジオメトリを簡素化することもできます。たとえば、遠くからのみ見られる内部立面図では壁出口の詳細は、立ち上がりパネル付きのドアや、インテリア レンダリングで表示される横窓の詳細より必要性は少なくなります。
たとえば、行ファミリの交点は円基準の中心になります。適切な挿入点を決めておくと、プロジェクトでファミリを配置する場合に役立ちます。