パネル プロパティについて

回路内で選択したパネルのプロパティを表示または編集するには、[修正 | 電気機器]タブ [プロパティ]パネル [プロパティ]をクリックします。

注: このツールは、パネルが割り当てられていない回路を編集している場合は使用できません。
パラメータ 説明
電気工学  
見出し注記を集計 パネル集計表の見出しに追加するスタティック テキストを指定します。
フッタ注記を集計 パネル集計表のフッタに追加するスタティック テキストを指定します。
電気負荷  
接続負荷 パネルに接続されている負荷の合計です。
推定総需要 総推定負荷需要です。
総需要率 総需要率です。
接続負荷 パネルに接続されている動力負荷の合計です。
推定総需要(アンペア) その他の総負荷の部分であり、需要率に応じて調整され、このパネルに接続されています。HVAC 推定総需要についての例を参照してください。「需要率について」を参照してください。
皮相負荷 A 相 A が使用する、実際の無効電力です(相 A の皮相電流 x 電圧)。
皮相負荷 B 相 B が使用する、実際の無効電力です(相 B の皮相電流 x 電圧)。
皮相負荷 C 相 C が使用する、実際の無効電力です(相 C の皮相電流 x 電圧)。
一般  
パネル名 パネルに割り当てられる名前
取り付け サーフェスまたは埋め込み
筐体 パネル筐体のタイプで、[タイプ 1]または[タイプ 2]
電気回路  
最大 #1 ポール ブレーカ パネルでの単一ポール ブレーカの数です。
幹線 パネルへ電力を送り出す幹線の定格
回路名称 回路プロパティの[回路番号]パラメータの形式を決定し、[システム ブラウザ]内の回路を指定します。接頭表記タイプ:
  • パネル名: 回路番号の接頭表記として、パネル名を使用します。
  • 接頭表記済み: 回路番号の接頭表記として、回路の接頭表記を使用します。
  • 標準: 回路プロパティでの回路番号に、接頭表記を使用しません。回路番号のみが表示されます。
回路の接頭表記セパレータ 接頭表記と回路番号とを区切る文字または文字列です。
回路の接頭表記 [回路名称]に[接頭表記済み]を選択するときに、接頭表記として使用する文字列です。
修正 パネル集計表の[修正]セクションの下に表示される機能または変更を注記するのに使用できます。
短絡定格 製造元によって設定される短絡定格です。
HVAC 推定需要

HVAC 総負荷の部分であり、需要率に応じて調整され、このパネルに接続されています。

たとえば、HVAC 需要率が 0 VA - 100 VA では 100% と指定され、100 VA を超えると 50% と指定されると仮定します。さらに、プロジェクトでの総 HVAC 負荷は 600 VA であると仮定します。HVAC 需要率が適用される場合、総推定需要は(100 VA x 100%) + (500 VA x 50%) = 350 VA です。

ここで、HVAC 総負荷が 100 VA である P1、HVAC 総負荷が 200 VA である P2、HVAC 総負荷が 300 VA である P3 という 3 つのパネルを考えます。総推定需要(350 VA)の各パネルの部分は、接続されている総 HVAC 負荷での共有分に基づいて計算されます。これにより、それぞれ P1 = 1/6、P2 = 1/3、および P3 = 1/2 (または 58.3 VA、116.7 VA、および 175 VA)となります。

需要率について」を参照してください。

HVAC 接続負荷 パネルに接続されている HVAC 負荷の合計です。
照明推定総需要 総照明負荷の部分であり、需要率に応じて調整され、このパネルに接続されています。HVAC 推定総需要についての例を参照してください。「需要率について」を参照してください。
接続総照明 パネルに接続されている照明負荷の合計です。
推定総需要 総負荷であり、需要率に応じて調整され、このパネルに接続されています。HVAC 推定総需要についての例を参照してください。「需要率について」を参照してください。
配電システム タイプ このパネルに指定されている配電システム
電気データ パネルへ電力を送り出す電圧および極数です。
回路 [パネル上の回路を編集]ダイアログを開くには、[編集]をクリックします。