計算式における有効な構文と省略形

式では、標準の算術演算および三角関数をサポートしています。

式では、加算、減算、乗算、除算、挿入、対数、平方根などの算術演算がサポートされています。また、式には、正弦、余弦、正接、逆正弦、逆余弦、および逆正接といった三角関数もサポートしています。

算術演算および三角関数の式における有効な省略形は次のとおりです。

以下の例に示すように、標準の算術構文を使用して、整数、少数、分数値を式に入力することができます。

式の値に対しては丸め関数を使用できます。
関数構文 説明
round(x) round 関数は、最も近い自然数に丸められた値を返します。丸め方向は考慮されません。

round(3.1) = 3

round(3.5) = 4

round(-3.7) = -4

roundup(x) roundup 関数は、x 以上の最も大きな自然数に丸められた値を返します。

roundup(3) = 3

roundup(3.1) = 4

roundup(-3.7) = -3

rounddown(x) rounddown 関数は、x 以下の最も小さい自然数に丸められた値を返します。

rounddown(3) = 3

rounddown(3.7) = 3

rounddown(-3.7) = -4

式のパラメータ名では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、Width など、パラメータ名が大文字で始まる場合は、先頭の文字を大文字にして式に入力する必要があります。width * 2 のように、このパラメータ名を小文字で式に入力すると、式として認識されません。

注: パラメータの名前には、ダッシュ(-)を使用しないでください。