複層構造の各レイヤには、マテリアルが割り当てられます。
たとえば、あるレイヤは気密層、別のレイヤは合板、その後のレイヤは木材などです。Revit では、いくつかのマテリアルは設定済みですが、[マテリアル]ツールで独自のマテリアルを作成することもできます。
複層要素のマテリアルは、タグ付けや集計をしたり、数量積算に含めることができます。
ビューの[詳細レベル]が[標準]か[詳細]に設定されている場合、複層要素のレイヤは、レイヤのマテリアルのプロパティに従って表示されます。[簡略]の詳細レベルでは、複層構造のレイヤは表示されません。構造要素にこれらのタイプ プロパティが指定されている場合は、代わりに、[簡略スケール塗り潰しパターン]と[簡略スケール塗り潰し色]とともに要素の境界のみが表示されます。
複層構造の R 値の計算には、マテリアルの断熱材アセットとレイヤの厚さのプロパティが使用されます。R 値は、エネルギー解析モデルの作成に使用されます。