梁インスタンス プロパティ

レベル オフセット、ジオメトリの位置合わせ、フェーズ作成データなどを変更するには、梁インスタンス プロパティを修正します。

インスタンス プロパティを変更するには、要素を選択して、[プロパティ]パレットでそのプロパティを変更します。

名前 説明
拘束
参照レベル 拘束レベル。これは読み取り専用であり、梁を配置した作業面に依存します。
作業面 要素が配置されている現在の面。これは読み取り専用の値です。
開始レベル オフセット 参照レベルからの梁の始端の距離。この値は、要素をピン付けするとリセットされます。ピン付けされると読み取り専用です。
終了レベル オフセット 参照レベルからの梁の終端の距離。この値は、要素をピン付けするとリセットされます。ピン付けされると読み取り専用です。
向き 作業面に対する梁の向き。これは読み取り専用の値です。
断面回転 梁とブレースの回転をコントロールします。回転の角度は、壁の作業面と中心参照面の方向より計測されます。
構築(2014 より前のプロジェクト)
始端延長 鉄骨梁のみに適用されます。梁の始端エッジと、これに接合されている要素との間の寸法。

このパラメータは、更新されていない梁ファミリが含まれる、Autodesk Revit LT 2014 より前のバージョンで作成されたプロジェクトのみで使用できます。下の[ジオメトリック位置の始端延長]を使用することをお勧めします。両方を使用する場合は追加拡張となります。

終端延長 鉄骨梁のみに適用されます。梁の終端エッジと、これに接合されている要素との間の寸法。

このパラメータは、更新されていない梁ファミリが含まれる、Autodesk Revit LT 2014 より前のバージョンで作成されたプロジェクトのみで使用できます。下の[ジオメトリック位置の始端延長]を使用することをお勧めします。両方を使用する場合は追加拡張となります。

マテリアルと仕上げ
構造マテリアル 構造要素の非表示のビュー表示をコントロールします。コンクリートまたはプレキャストは非表示になります。手前に別の要素があると、鉄骨または木材が表示されます。別の要素によって非表示になっている場合、割り当てられていない要素は表示されません。
構造
記号の位置を貼り付け 鉄骨梁のみに適用されます。
始端接合 鉄骨梁のみに適用されます。構造フレームまたは梁の始端にある片持ち梁記号。
終端接合 鉄骨梁のみに適用されます。構造フレームまたは梁の終端にある片持ち梁記号。
カット長 梁の物理的長さ。これは読み取り専用の値です。
構造用途 用途を指定します。[大梁]、[水平ブレース]、[小梁]、[その他]、[つなぎ梁]、[弦材]のいずれか。
始端アタッチ タイプ [端部高さ]または[距離]。梁の垂直方向の高さを指定します。[端部高さ]では配置レベルが保持され、[距離]には柱の結合位置に対する方向付けられます。「柱結合の梁の高さの調整について」を参照してください。
始端アタッチ距離 [始端アタッチ タイプ]が[距離]に設定されている場合に、柱の接合部から梁の始端のオフセットを指定します。「柱結合の梁の高さの調整について」を参照してください。
参照柱の始端/終端 [始端アタッチ距離]を決定するときの開始点が梁の[上部]と[下部]のどちらであるかを指定します。「柱結合の梁の高さの調整について」を参照してください。
終端アタッチ タイプ [端部高さ]または[距離]。梁の垂直方向の高さを指定します。[端部高さ]では配置レベルが保持され、[距離]には柱の結合位置に対する方向付けられます。「柱結合の梁の高さの調整について」を参照してください。
終端アタッチ距離 [終端アタッチ タイプ]が[距離]に設定されている場合に、柱の接合部から梁の終端のオフセットを指定します。「柱結合の梁の高さの調整について」を参照してください。
参照柱の始端/終端 [終端アタッチ距離]を決定するときの終端が梁の[上部]と[下部]のどちらであるかを指定します。「柱結合の梁の高さの調整について」を参照してください。
かぶり厚 - 上面 コンクリート梁のみに適用されます。梁の上面からのかぶり厚。
かぶり厚 - 下面 コンクリート梁のみに適用されます。梁の下面からのかぶり厚。
かぶり厚 - その他の面 コンクリート梁のみに適用されます。梁から隣接する要素の面までのかぶり厚。
鉄筋量の概算 コンクリート梁のみに適用されます。選択した要素の鉄筋量の概算を指定します。これは、鉄筋が配置された場合にのみ表示される読み取り専用パラメータです。
キャンバ サイズ 鉄骨梁のみに適用されます。梁のキャンバ
スタッドの数 鉄骨梁のみに適用されます。梁あたりのスタッドの数。
寸法
長さ 梁ハンドル間の長さ。「梁ハンドルについて」を参照してください。これは、梁の解析長さです。これは読み取り専用の値です。
ボリューム 選択した梁の体積。これは読み取り専用の値です。
上部の高さ

梁の上部のタグ付けに使用される高さを示します。傾斜した平面の変化をレポートする読み取り専用パラメータです。

下部の高さ

梁の下部のタグ付けに使用される高さを示します。傾斜した平面の変化をレポートする読み取り専用パラメータです。

識別情報
コメント ユーザのコメント。
マーク 梁用に作成されたラベル。通常の用途: 部材識別マーク。この値は、プロジェクトの各要素でユニークである必要があります。Revit LT は、その数字が既に使用されている場合に警告を表示しますが、その数字は引き続き使用することができます。警告を表示するには、[警告を一覧表示]ツールを使用します。「警告メッセージを確認する」を参照してください。
フェーズ
構築されたフェーズ 梁コンポーネントが構築されたフェーズを示します。詳しくは、「プロジェクトのフェーズ」を参照してください。
解体されたフェーズ 梁コンポーネントが解体されたフェーズを示します。「プロジェクトのフェーズ」を参照してください。
ジオメトリの位置
始端延長 鉄骨梁のみに適用されます。梁の始端を超えて梁ジオメトリを追加する寸法です。
終端延長 鉄骨梁のみに適用されます。梁の終端を超えて梁ジオメトリを追加する寸法です。
始端の接合部カットバック 鉄骨梁のみに適用されます。梁の始端エッジと、これに接合されている要素との間の寸法。結合された要素の始端のみ。
終端の接合部カットバック 鉄骨梁のみに適用されます。梁の終端エッジと、これに接合されている要素との間の寸法。結合された要素の終端のみ。
yz 位置合わせ 鉄骨梁のみに適用されます。[同一]または[個別]のいずれかになります。[同一]は、梁の始端と終端に同じパラメータを設定できます。[個別]は、梁の始端と終端に異なるパラメータを設定できます。
y 位置合わせ [同一]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。配置基準線を元に物理的ジオメトリの位置(原点、左、中心、右)を指定します。
y オフセット値 [同一]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。ジオメトリをオフセットする数値。配置基準線と y 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
z 位置合わせ [同一]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。配置基準線を元に物理的ジオメトリの位置(原点、上、中心、下)を指定します。
z オフセット値 [同一]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。配置基準線と z 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
始端 y 位置合わせ [個別]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。配置基準線を元に梁の始端の物理的ジオメトリの位置(原点、左、中心、右)を指定します。
始端 y オフセット値 [個別]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。梁の端部でジオメトリをオフセットする数値です。配置基準線と始点 y 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
始端 z 位置合わせ [個別]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。梁の始端の配置基準線を元に物理的ジオメトリの位置(原点、上、中心、下)を指定します。
始端 z オフセット値 [個別]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。梁の終端でジオメトリをオフセットする数値です。配置基準線と始端 z 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
終端 y 位置合わせ [個別]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。配置基準線を元に梁の終端の物理的ジオメトリの位置(原点、左、中心、右)を指定します。
終端 y オフセット値 [個別]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。梁の端部でジオメトリをオフセットする数値です。配置基準線と終端 y 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
終端 z 位置合わせ [個別]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。配置基準線を元に梁の終端の物理的ジオメトリの位置(原点、左、中心、右)を指定します。
終端 z オフセット値 [個別]で位置合わせされた鉄骨梁のみに適用されます。梁の端部でジオメトリをオフセットする数値です。配置基準線と終端 z 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
その他
始端延長計算 鉄骨梁のみに適用されます。ファミリ パラメータを指定し、[始端延長]パラメータの最長距離を設定します。

このパラメータは、更新されていない梁ファミリが含まれる、Autodesk Revit LT 2014 より前のバージョンで作成されたプロジェクトのみで使用できます。

これは読み取り専用の値です。
終端延長計算 鉄骨梁のみに適用されます。ファミリ パラメータを指定し、[終端延長]パラメータの最長距離を設定します。

このパラメータは、更新されていない梁ファミリが含まれる、Autodesk Revit LT 2014 より前のバージョンで作成されたプロジェクトのみで使用できます。

これは読み取り専用の値です。