コンパクト熱材料を適用するには
- 材料クイック編集ダイアログを開きます。次の方法があります:
- マウス左ボタンで部品をクリックし、状況依存ツールバーの編集アイコンをクリックします。
- 部品を右クリックし、編集...をクリックします。
- デザインスタディバーの材料ブランチの下にある部品名を右クリックし、編集...をクリックします。
- 材料状況依存パネルで編集をクリックします。
- 1つ以上の部品を選択します。
- 材料データベース名メニューからデータベースを選択します。
- 種類メニューからコンパクト熱モデルを選択します。
- 名前メニューから材料を選択します。
- 適用をクリックします。
コンパクト熱モデルは、PCB 材料、または名前に "PCB" を含む固体材料のどちらかと接触する必要があります("PCB" は英数字である必要があります)。これにより、部品の方向が自動的に判断されます。
PCB材料と接触している構成部品の側面が基板側であり、基板の節点は構成部品の基板表面の中心に位置します。反対側がケース側です。
コンパクト熱モデル材料の作成
材料エディタ上で2つの抵抗で構成されるコンパクト熱モデルを定義するのに必要なパラメータは以下の2つのみです:
- θJB: これは、ジャンクションと基板の間の抵抗値です。
- θ JC: これは、ジャンクションとケースの間の抵抗値です。
- 材料パネルで材料エディタをクリックし、材料エディタを開きます。
- リストボタンをクリックします。
- カスタムデータベースを右クリックし、新規材料を選択します。コンパクト熱モデルを選択します。名前を指定します。
- 基板側熱抵抗θJB またはケース側熱抵抗θJC ボタンをクリックします。
- 値と適切な単位を入力します。(利用できる変化方法は一定のみである点に注意すること。)
- 必要に応じて、[保存]をクリックします。
- OK をクリックします。材料クイック編集ダイアログを開くと、新しい材料を使用できます。
注: 熱抵抗の値(θJBとθJC)は通常部品製造メーカーから得られます。
関連トピック
コンパクト熱モデリング ガイドライン
コンパクト熱材料の作成例
コンパクト熱材料の適用例