- ほとんどのケースではCADの板金部品機能や設計テーブルで作成された板金部品は推奨されません。
- コーナーフィーチャーやベンド半径などの板金フィーチャーが削除できず、メッシュサイズが大きくなりすぎることがあります。解析時間が大幅に長くなり、解析効率が悪くなります。
- 推奨されるアプローチは、板金部品をCADのソリッドフィーチャーとして作成することです。流れや熱のシミュレーションに影響のないディテールは省略してください。
- 次の境界条件を照明器具に直接適用しないでください。(発熱量条件のみを適用します):
- 熱伝達率。Autodesk® CFD は、デバイスと周辺の空気の間の熱伝達計算を行います。
- 内部スロットに対する圧力境界条件。これらのサーフェスは内部にあるため、その圧力は分かりません。値の指定は、流れ解析を不安定にする可能性があります。
- 必要以上に解析時間を長くとらないでください。適切なメッシュ作成が行われていれば、大部分の照明解析は200~500回の収束計算で収束に到達します。
- 傾向予測には粗いメッシュも有効ですが、収束した後でさらに計算を続けても精度が上がるわけではありません。
- 多くの解析において、最初の100回以内の収束計算により得られる温度は過剰に予測されたものとなります。
- さらに計算を続けると、収束が達成され、結果の温度も低い値に収束します。
- 予測温度が解析の初期段階で予想されたものよりも著しく高い(1桁以上高い)場合には、モデル設定を確認し、すべての荷重や材料が物理的に正しいことを確認してください。
- 結果の温度が過度に高いようであれば、輻射を有効してください。一部のモデルでは、輻射の効果を軽視すると、実際の値よりも10-20%高い温度が生じる場合もあります。有効な戦略としては、輻射なしで200回の収束計算を行った後、輻射を有効にして、計算を継続する方法が挙げられます。これにより解析時間を短縮しながら、輻射の効果を検証することが可能となります。材料物性に適切な輻射率を指定することを忘れないでください。熱放射(輻射)についての詳細
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