Simulation Job Manager のプロセス

プロセスの概要

CFD Flex でシミュレーションを設定します。
1 つまたは複数のジョブを開始します。
Simulation Job Manager は、モデルを圧縮して暗号化し、Autodesk® セキュアストレージサービスに転送します。
ジョブはクラウドで実行され、結果は Autodesk® の安全なストレージサービスに配置されます。
ジョブが進行し、結果とシミュレーションの進捗情報が使用可能になると、Simulation Job Manager はそれらの情報をローカルワークステーションに転送します。
ジョブが終了すると、Simulation Job Manager は最終的な結果をローカルワークステーションに転送します。これで結果を確認して可視化し、設計プロセスに進むことができます。

このプロセス全体を通して、Simulation Job Manager でシミュレーションの各ステップを追跡することができます。

Simulation Job Manager は自動的に複数のジョブをクラウドに送信し、Autodesk® ストレージサービスに分散します。次に、ジョブを適切なクラウド計算ノードに自動的に分配し、ジョブが順番にではなく同時に解析されるようにします。

複数のジョブを開始した後、CFD Flex ユーザインタフェースは閉じることができます。出力ウィンドウに「解析開始」と表示されるのを確認して閉じることをお勧めします。

Simulation Job Manager を使用して、実行中のジョブを即座に中止することができます。

注: これにより、ジョブは即座に停止され、デスクトップワークステーションで視覚化するために、結果がさらに転送されることはなくなります。ジョブをキャンセルすると、クラウドクレジットが払い戻されます。

Simulation Job Manager では、各ジョブの完了時に、シミュレーション結果がジョブの送信元であるローカルワークステーションに自動的にダウンロードされます。

Simulation Job Manager では、ローカルワークステーションに結果を転送後、CFD Flex で結果がモデルに保存されるまでデータを保持します。結果が保存されたら、Simulation Job Manager は Autodesk® ストレージからデータを削除します。

Autodesk® CFD Flex では、インターネットに接続されていない場合も解析が可能です。

有効なログイン情報が必要で、オフラインでのアクセスを「更新」するために定期的に(少なくとも 14 日おきに)ログインする必要があります。
ユーザが[ローカル解析]オプションを利用できる場合は、オフライン時にシミュレーションの実行以外に、モデルの設定および結果の表示タスクを実行できます。その他のすべてのユーザも、モデルの設定および結果の表示タスクの実行が可能となります。
インターネットに接続して最後に使用したときから、14 日間連続してオフラインで使用できます。たとえば、ユーザが 10 月 1 日の午後 2 時にインターネットに接続してジョブを実行したとします。このユーザは、この Simulation 製品を 10 月 15 日の午後 2 時までオフラインで使用できます。
各 Flex 製品で、オフラインでの使用に個別のキャッシュを使用します。たとえば、オンライン時に Simulation Mechanical Flex ではなく、CFD Flex を開いた場合は、オフライン時に CFD Flex のみを開くことができます。