ファンカーブを設定した内部ファンは、圧力と流量結果に大幅な変動が生じるかもしれません。たとえば、ソルバーが高い流量を計算した場合、システム全体の圧力損失が大きくなります。圧力損失が大きくなると、次の収束計算ではソルバーはファンカーブからより低い流量を選択します。この低い流速によりシステム抵抗が低下し、再度ソルバーはファンカーブからより高い流量を選択する結果となります。
この問題への解決策は、マニュアルの解析制御で圧力と流速を下げることです。この方法で変動を大幅に抑えることができ、ソルバーは実際のファン運転点をより直接的に算出することが可能となります。
解析制御の値を下げるには:
通常0.2で十分な値ですが、極端なケースでは、0.05まで下げる必要がある場合があります。