ジョブ ビュー

CFD Flex ジョブの進捗状況をモニタするには、ジョブ ビューを使用します。ジョブ ビューにはジョブの状態が表示され、ジョブが正常に完了すると通知します。エラーが発生して正常に完了しなかった場合、ログ ファイルにアクセスしてエラー レポートを表示することができます。

ジョブを実行すると、ジョブのサムネイル イメージが[アクティブ]セクションに表示されます。 ジョブが完了すると、サムネイルは[完了]セクションに移動します。

モデルのイメージと収束プロットを切り替えるには、サムネイルの左上隅にある小さな矢印をクリックします。収束プロットはジョブの実行中にジョブのサムネイル イメージ内で更新されます。これを使用して、CFD Flex ユーザ インタフェースの外部またはリモートで、ジョブの進行状況を追跡します。

サムネイルのサイズを変更するには、ツールバーの[サイズ]メニューから選択します。

詳細

進行状況をモニタするか、特定のジョブの詳細を表示するには、サムネイル イメージにカーソルを合わせるか、サムネイル イメージを右クリックして[詳細]を選択します。

これらは各ジョブについて表示される詳細です。

ジョブ詳細

説明

ジョブ名

これはジョブに割り当てた名前です。

ステータス

シミュレーション プロセスの各ステージの現在の状態を表示することができます。次のようないくつかのステータス状況があります。
  • スケジュール済み: ジョブ マネージャはジョブを認識していますが、ステージを開始していません。
  • キューに追加: ジョブ マネージャはステージを開始しましたが、ステージは起動していません。
  • 解析実行中: ジョブマネージャはステージを開始しました。
  • キャンセルされました: 右クリック メニューで[キャンセル]が選択されたため、ジョブが停止しました。
  • 失敗しました: ステージが正常に完了しませんでした。これには複数の原因が考えられます。
  • 破棄: ステージが正常に完了しませんでした。これにはネットワークの問題が考えられます。
  • 完了: ステージはエラーなしで正常に完了しました。

ジョブ タイプ

Autodesk® 360 で実行されるジョブは[クラウド]として指定されます。 ローカル ワークステーション上で実行されるジョブは、[ローカル]として指定されます(ローカル解析オプションを購入したユーザ向け)。

優先順位

既定では、ローカル ジョブの優先順位は[標準]です。これは、ジョブが送信された順序で実行されることを意味します。ただし、ローカル ジョブを送信された順序よりも先に実行する必要がある場合は、優先順位を[高]に上げます。 これによって、現在のジョブが終了した後、それまでに送信されたジョブの数にかかわらず、優先順位を上げたジョブが次に実行されます。同様に、ジョブを送信された順序よりも後に実行するには、優先順位を[低]に変更します(このオプションは、ローカル解析オプションを購入したユーザのローカル ジョブに対してのみ使用可能です)。

コスト

(クラウド ジョブにのみ使用可能): この値は、クラウド クレジットに基づいたジョブのコストを示します。

これらは、シミュレーション プロセスのステージです。

ステージ

説明

アップロード

Autodesk® の安全なストレージ サービスにモデルの暗号化されたコピーを圧縮して転送するプロセス。

実行

Autodesk® 360 によって実行される計算タスク。たとえば、メッシュ生成および数値計算が含まれます。

ダウンロード

Autodesk 360 の安全なストレージ サービスからローカル ワークステーションにシミュレーション結果のデータをコピーするプロセス。[ダウンロード]ステージが[終了]に達すると、シミュレーションは完了し、結果をローカル コンピュータに表示する準備が整います。[ダウンロード]ステージが[解析]ステージと同時に[実行中]と表示される場合があることに注意してください。これは中間結果のダウンロードをサポートするために実行されます。

これらは、シミュレーションのタイミング マイルストーンです。

マイルストーン

説明

作成時間

ジョブが最初に CFD Flex によって作成された時刻。

開始時間

ジョブが開始された時刻。

終了時刻

ジョブが終了した時刻。

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