ダッシュポット要素では、ダッシュポットによって生じる減衰効果をモデル化します。この減衰力は、要素を定義する 2 つの節点の相対速度に比例します。この力は、これらの節点を接続するラインに沿っており、相対速度の反対方向です。
ダッシュポット要素パラメータ
ダッシュポット要素を使用する場合、[緩衝係数]フィールドに値を指定する必要があります。減衰力は、この値に比例し、さらに各接触要素上の節点間における相対速度に比例します。この力は、要素の断面領域による影響を受けません。これは、従来の標準緩衝係数です。
ダッシュポット要素使用の基本手順
- 単位系が定義されていることを確認します。
- モデルで非線形の解析タイプが使用されるていることを確認します。
- ダッシュポット要素に設定するパーツの[要素タイプ]の見出しを右クリックします。
- [ダッシュポット]コマンドを選択します。
- [要素定義]の見出しを右クリックします。
- [要素定義を編集]コマンドを選択します。
- これらの要素によってモデルに適用される減衰効果を表す[緩衝係数]を入力します。
- [OK]ボタンを押します。