特に明記されいない限り、このページの情報は次の解析に適用されます。
- メカニカル イベント シミュレーション(MES)
- 非線形材料による静解析
- Riks 座屈解析
基本的な出力オプション
すべての非線形解析タイプにおいて、基本的な出力オプションは、[解析パラメータ]ダイアログ ボックスの[出力]タブにあります。
- [全時間ステップの出力結果}: 既定では指定した時間ステップの結果のみを、結果環境で使用できます。例えば、100 ステップ/秒のキャプチャ率で 1 秒のイベント解析を実行した場合、結果環境では 100 セットの結果を利用できます。解析中に時間ステップを収束計算のため短縮すると、中間ステップの結果は結果環境で利用できません。このチェック ボックスをオンにすると、これらの収束済み中間ステップが結果環境で使用できるようになります。また、これにより大きなサイズの結果ファイルが生成されます。
- [反力を出力]: 境界条件および強制変位における反力を計算して出力できます。オプションの出力を有効にするには、このチェックボックスをオンにします。これらの追加の結果は、結果環境で使用できます。また、次の 2 つの関連するオプションのいずれか、または両方を有効にできます。
- [接触における節点の反力]: 結果環境で表面間または衝突平面の接触によって生成された接触力を表示するには、このチェックボックスをオンにします。
- [発生した力と等価なアクチュエータ]: モデル内にアクチュエータ要素がある場合に、指定した変位を生成するために、これらの要素に必要な力を計算して出力できます。アクチュエータの力を出力するには、このチェックボックスをオンにします。 注: アクチュエータの力の出力オプションは、Riks 座屈解析には適用できません。
- ひずみを出力: ひずみ結果が重要ではない場合は、これを省略すると大規模モデルの解析時間を大幅に短縮できます。既定では[ひずみを出力]は有効になっています。解析の出力からひずみ結果を省略するには、このチェックボックスをオフにします。 注: ひずみの出力オプションは、非線形材料による固有値解析でも使用できます。したがって、この設定は 4 つの非線形解析タイプすべてに適用されます。
高度な出力コントロール
追加の出力コントロールが[解析パラメータ]: [高度]ダイアログ ボックスの[出力]タブに表示されます([セットアップ] 
[モデル セットアップ] [パラメータ] [高度] [出力])。
これらの出力オプションを使用して、テキスト ファイルに書き込む結果を制御します。詳細については、「出力ファイルを制御する」ページを参照してください。