2D メッシュを作成する

すべてのスケッチが完成した後は、2D メッシュを作成できます。2D メッシュを作成する場合は、ツリー表示の各パーツの下にある図面を選択し、右クリックして、[2D メッシュを作成]コマンドを選択します。[2D メッシュ作成]画面が表示されます。

ヒント: 複数のスケッチを選択する場合は、ツリー表示の[平面]の下にある図面エントリを右クリックし、[すべてのスケッチを選択]を選択します。パーツの下では、図面に関連付けられた各スケッチがハイライト表示されます。メッシュを作成しないスケッチについては選択を解除してください。

必要であれば、1つの平面上のすべてのパーツに対してメッシュをまとめて作成することにより、パーツ間でメッシュを一致させることができます。メッシュは、それぞれの平面に対して個別に作成されます。

別々のパーツに対する 2D メッシュは、同時に作成した場合のみ一致します。別々の平面内にあるパーツのメッシュは、それぞれ別々に作成されるため一致しません。

注: [エッジ分割]を使用して別々の平面に対するメッシュを一致させる方法については、「エッジ分割および細分化節点を指定する」を参照してください。

ツリー表示で平面を選択し、[2D メッシュを生成]コマンドを選択すると、[2D メッシュ作成]ダイアログが表示されます。このダイアログでは次のような機能を使用できます。

[要素形状]

[サーフェス番号]

[作図オブジェクトのサーフェス番号を使用]オプションを使用すると、メッシュ内に生成されたラインのサーフェス番号を制御できます。

どちらの場合も、内部ラインのサーフェス番号は 1 です。そのため、[作図オブジェクトのサーフェス番号を使用]オプションを使用している場合は、サーフェス ベースの荷重または境界条件を必要とする作図オブジェクトに対して、サーフェス番号 1 を使用することは避けてください。

注: [オプション][スケッチ][作図オブジェクトの色は[表示: 表示色]に追随]オプションを使用すると、作図オブジェクトの色を制御できます。作図オブジェクトの色には黒を指定できるほか、オブジェクトのパーツ番号、サーフェス番号、レイヤ番号のいずれかと同じ色が使用されるよう設定できます。これらの設定は、[表示][外観][表示色]ドロップダウン メニューで行います。

描画している作図オブジェクトに対してサーフェス番号を設定することはできません。作図オブジェクトは、描画された後であれば変更することが可能です。変更する場合は、そのオブジェクトを選択し([選択][選択][作図オブジェクト])、右クリックして、[編集]または[属性を編集]を選択します。

[全体要素サイズ]

[高度]

許容差

2D メッシュを作成する

[適用]ボタンをクリックして、メッシュを作成します。

メッシャでは、スケッチ アウトラインの切断や同じパーツ番号におけるラインの重なりなど、何らかのエラーが検出されると、ワイヤフレームが 1 つの領域を囲んでいないことがレポートされます。問題があるモデル上の領域には、赤色の 3 角形が表示されます。図 1 を見てください。スケッチを修正し 2D メッシュを適切に作成すれば、赤色の 3 角形は削除されます。(問題点が複数のパーツにある場合、メッシャではまず最初のパーツの問題点が検出されます。その問題点を修正しメッシュを作成しようとした時点で、次のパーツにある問題点が検出され、それが表示されます。それ以降も同様です。)2D メッシュに対する適正なスケッチおよび不適正なスケッチの例については、冒頭の説明を参照してください。

図 1: 2D メッシュが作成できない 2 つのパーツのスケッチ

上側のパーツには、右側にあるはずのライン セグメントがありません。

赤色の 3 角形は、問題があるワイヤフレーム内の領域を示しています。