アルファ コンポーネントだけを取り出すか、RGB を平均するか、緑を強調して赤を差し引いて表現する生理学的なカラー モデルによって RGB をウェイト付けするかして、カラーを RGBA グレースケールに変換します。その結果得られるグレースケールの値はスカラー量としても使用できます。返される R、G、B、および A の要素は同一の値を持ちます。
color "mib_color_alpha" ( color "input", scalar "factor")
color "mib_color_average" ( color "input", scalar "factor")
color "mib_color_intensity" ( color "input", scalar "factor")
スカラー量またはカラーを与えると、マルチカラー マップのルックアップと補間を実行します。マップは最大 8 つのカラーの集合です(配列ではない)。実際のカラー数はパラメータで指定します。
color "mib_color_interpolate" ( scalar "input", integer "num", scalar "weight_1", scalar "weight_2", scalar "weight_3", scalar "weight_4", scalar "weight_5", scalar "weight_6", color "color_0", color "color_1", color "color_2", color "color_3", color "color_4", color "color_5", color "color_6", color "color_7")
ベース カラーおよび最大 8 の入力(正確な数はパラメータによって決定されます)を受け入れます。入力は入力カラー、ウェイト スカラー、モードで構成されます。入力は連続して評価され、それぞれが直前の入力の結果に基づいて動作します(最初の入力はベース カラー(既定で透明な黒)を使用します)。以下のモードがサポートされます。
mode | 動作 | 計算 |
---|---|---|
0 | Blend (ブレンド) | R = A·(1−Ba)·w + B·w |
1 | Mix (混合) | R = A·(1−w) + B·w |
2 | Add (加算) | R = A + B·w |
3 | Bounded Add (範囲つき加算) | R = bound (A + B·w, 0, 1) |
4 | Multiply (乗算) | R = A·B·w |
5 | Bounded Multiply (範囲つき乗算) | R = bound (A·B·w, 0, 1) |
6 | Replace Alpha (アルファの置き換え) | Rrgb = Argb; Ra = Ba |
R は次の結果、A は直前の結果、B は現在のカラー、w は現在のウェイトです。添え字の r、g、b、a はそれぞれ赤、緑、青、アルファの各コンポーネントです。モード 6 では結果となるアルファ値が正しい(赤、緑、青よりも大きくなっている)ことが確認されないことに注意してください。mental ray は、プリマルチプライ処理がオフになっていない限り、フレーム バッファ内にカラーを格納するときにアルファを補正します。
color "mib_color_mix" ( integer "num", integer "mode_0", integer "mode_1", integer "mode_2", integer "mode_3", integer "mode_4", integer "mode_5", integer "mode_6", integer "mode_7", scalar "weight_0", scalar "weight_1", scalar "weight_2", scalar "weight_3", scalar "weight_4", scalar "weight_5", scalar "weight_6", scalar "weight_7", color "color_0", color "color_1", color "color_2", color "color_3", color "color_4", color "color_5", color "color_6", color "color_7", color "color_base")
1 つのカラー入力を最大 8 個のカラー出力に展開します(正確な数はパラメータによって決定されます)。個々の出力は、対応する入力にウェイトを乗算し、指定された変換を行ったものに等しくなります。計算式は以下のようになります。
mode | 動作 | 計算 |
---|---|---|
0 | ウェイト付けされたカラー | R = w·A |
1 | アルファからのグレースケール カラー | Rrgba = w·Aa |
2 | 平均強度からのグレースケール カラー | Rrgba = w·(Ar+Ag+Ab) ⁄ 3 |
3 | ウェイト付けされた強度からのグレースケール カラー | Rrgba = w·(0.299·Ar+ 0.587·Ag+ 0.114·Ab) |
4 | 赤のコンポーネントからのグレースケール カラー | Rrgba = w·Ar |
R は現在の(最大 8 個の中の 1 つ)結果、w は現在のウェイト、mode は現在の変換、A はすべての出力によって共有される入力カラーです。モード 4 はスカラーをグレースケール カラーに変換する場合に使用します。
struct { color "out_0", color "out_1", color "out_2", color "out_3", color "out_4", color "out_5", color "out_6", color "out_7" } "mib_color_spread" ( color "input", integer "num", integer "mode_0", integer "mode_1", integer "mode_2", integer "mode_3", integer "mode_4", integer "mode_5", integer "mode_6", integer "mode_7", color "weight_0", color "weight_1", color "weight_2", color "weight_3", color "weight_4", color "weight_5", color "weight_6", color "weight_7")
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