光線とは、ソース オブジェクトの中心まで通る幅広の水平方向の帯です。実際のカメラ作業では、アナモルフィック レンズを使用してシーンをぼやけさせたときに生成されます。光線のオプションは、[レンズ エフェクト フレア](Lens Effects Flare)ダイアログ ボックスの[光線](Streak)パネルで設定します。
フレーム全体に対する割合(パーセント)として、光線の大きさを指定します。このパラメータはアニメートできます。
光線の角度を指定します。正負両方の値を入力できるため、アニメートされると、光線は時計回りまたは反時計回りに回転します。このパラメータはアニメートできます。
光線の位置をセカンダリ フレアの軸とレンズ フレアに揃えます。
フレーム全体の割合で、光線の幅を指定します。このパラメータはアニメートできます。
[光線](Streak)パネルの[角度](Angle)編集ボックスで指定した角度を、[レンズ フレア プロパティ](Lens Flare Properties)の下にある[角度](Angle)編集ボックスで設定された角度に加算します。また、自動回転では、アニメートしてもフレアに対する星の相対位置が一定に保たれます。
光線のカラーのグラデーションを指定します。このパラメータはアニメートできます。
光線の全体的な鋭さを指定します。数値が大きいほど、光線は細かく縮れて、滑らかでクリアなものになります。数値が小さいほど、セカンダリ グローの外観が目立ちます。有効な値の範囲は 0 ~ 10 です。このパラメータはアニメートできます。
光線の個々のスポークのテーパをコントロールします。テーパは個々の光線ポイントの幅を広げたり、狭めたりします。数値が小さいほどポイントは鋭くなり、数値が大きいほどポイントはフレアされます。既定値は 0 です。このパラメータはアニメートできます。
グラデーションは、光線の効果でも他の効果の場合と同じです。ただし、[断面カラー](Section Color)と[断面透明度](Section Transparency)は例外です。これらのオプションは、光線のスポークに柔らかさを出す場合に便利です。どちらのグラデーションも、各スポークの中央からスポークの外側エッジへ向かって作用します。