ループ イベントを追加

ループ イベントでは、他のイベントが出力ビデオで何度も繰り返されます。シーケンスはコントロールされますが、イメージ処理は行われません。

ループ イベントは常に 1 つの子を持つ親のイベントです。子そのものが別の子を持つ親になることができます。イベントはどのタイプでも、別のループ イベントも含めて、ループ イベントの子となることができます。

ループ イベントの範囲バーには、子イベントの再生のオリジナル期間がカラーで表示され、ループ イベントの範囲がグレーで表示されます。子のフレーム範囲をドラッグするか、ループイベント トラックでの子のオリジナル範囲をドラッグすると、子イベントの再生期間を変更できます。また、[ループ イベントを編集](Edit Loop Event)ダイアログ ボックスで[回数](Number of Times)パラメータの数値を変更すると、ループ全体の長さ(範囲バーのグレー部分)を調整できます。

手順

ループ イベントを追加するには:

  1. 子イベントを選択します。
  2. ([ループ イベントを追加](Add Loop Event))をクリックします。

    [ループ イベントを追加](Add Loop Event)ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. ループ設定を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

    ループ イベントは、選択したイベントの親として表示されます。

    ループ イベントの範囲上で子イベントが繰り返されます。

インタフェース

[ループ イベントを追加](Add Loop Event)ダイアログ ボックスと[ループ イベントを編集」ダイアログ ボックスには、同じコントロールがあります。

[順番](Order)領域

ラベル
イベントに一意の名前を付けることができます。一意の名前を付けると、長いイベント リスト内でも目的のループ イベントを簡単に識別できるようになります。
  • [ループ](Loop) (既定値)子イベントがその範囲の終了位置に達したときに再び開始することで、子イベントを繰り返します。
  • [ピンポン](Ping Pong) 前に進めてから後ろに戻し、また前に進めるといった再生の方法で、子イベントを繰り返し実行します。子イベントの最終フレームは繰り返されません。

[回数](Number of Times)領域

子イベントのループ再生またはピンポン再生の繰り返し回数(一度目の再生は除く)を指定します。

[ビデオ ポスト パラメータ](Video Post Parameters)領域

[VP 開始時間](VP Start Time)、[VP 終了時間](VP End Time)
ビデオ ポスト全体の中から選択したイベントの開始フレームと終了フレームを設定します。ここで指定したフレーム数に対して、ビデオ ポストはイベントをレンダリングします。
使用可能にする
イベントを使用可能または使用不可にします。このチェック ボックスのチェックマークが消えているとき、イベントは使用不可能な状態にあり、ビデオ ポストはキューをレンダリングするときに、このイベントを無視します。各イベントは個別に使用不可にしてください。たとえば、合成レイヤ イベントを使用不可にしても、合成イメージ イベントが使用不可にはなりません。使用不可能なイベントの範囲バーは、イベント トラック領域で使用できません。