ハイライトのジオメトリ

[ジオメトリ](Geometry)パネルでは、ハイライトの初期の回転と、要素がどのように影響を受けていくかを設定できます。[ジオメトリ](Geometry)パネルには 3 つの領域があります。[効果](Effect)、[変化](Vary)、[回転](Rotate)です。

インタフェース

[効果](Effect)領域

角度
アニメートの過程でハイライト ポイントの角度を制御します。このパラメータはアニメートできます。
クランプ
ハイライトで 1 つのハイライト効果を設定するために読み取る必要があるピクセルの数を指定します。ほとんどの場合、ハイライト効果は、多くのピクセルを生成するオブジェクトの明るさを基本に調節する必要があります。その結果は、スタジアムの照明灯のように、各ピクセルがハイライトをその上に置くため、全体の効果がぼかされてしまいます。ハイライトを 1 つか 2 つに絞りたい場合、この編集ボックスを使用してハイライトが選択したピクセルをどう処理するか調整します。このパラメータはアニメートできます。

[クランプ](Clamp)の値が 5 の場合

[クランプ](Clamp)の値が 15 の場合

クランプ値により、同一のイメージ上に引き出すハイライトの総数を最大化したり最少化できます。これは処理時間を大幅に節約します。

[代替レイ]
ハイライトの周りにあるポイントの長さを切り替えます。このオプションは、他のレイ ポイントすべてに対して適用され、下にある編集ボックスの設定(パーセント)に応じて、レイをその全長より短いものに変更します。このパラメータはアニメートできます。

[代替レイ]がオフの場合

[代替レイ]がオンで、40% に設定されている場合

[変化](Vary)領域

[変化](Vary)領域のコントロールはハイライト効果に不規則性を追加します。効果をすばやく調節し、同じものが 2 つできないようにします。多くの場合、ハイライトが整列して回転するのは避けたいところですが、[サイズ](Size)と[角度](Angle)ボタンによりそれをコントロールできます。

サイズ
個々のハイライトのサイズを変更します。
角度
個々のハイライトの初期の回転を変更します。
再シード
ハイライト エフェクトの各部分を生成する際に、異なるランダム数値を使用します。

[回転](Rotate)領域

次の 2 つのボタンにより、シーンに対するハイライトの相対位置に基づいてハイライトを自動的に回転させることができます。

距離
遠方へ後退するにつれ、個々のハイライト要素を自動的に回転させます。要素が速く後退するほど速く回転します。
パン
画面を横切るにつれ、個々のハイライト要素を自動的に回転させます。シーンの中にカメラを通り過ぎるオブジェクトがある場合、その位置により自動的に回転します。要素が速く画面を横切るほど、より速く回転します。