スカイライトの設定を調整します。
スカイライトはフォトメトリックではありません。 シーンで標準的な照明を使用している場合や、ライト トレーシングを使用している場合に使用してください。
- 名前フィールド
- スカイライト オブジェクトの名前を表示します。
[スカイライト パラメータ](Skylight Parameters)領域
- オン
- ライトのオン/オフを切り替えます。オンの場合、シェーディングおよびレンダリングでシーンの照明にライトが使用されます。[オン](On)チェック ボックスのチェックマークを消すと、シェーディングやレンダリング時にライトは使用されません。既定値ではチェックマークが付いています。
- 強度
- プラス(+)とマイナス(-)の量でライトの強度を増幅します。たとえば、強度を 2.0 に設定すると、ライトの明るさは 2 倍になります。
強度を高めるためにこのパラメータを使用すると、カラーは「焼けた」色になる場合があります。また、ビデオでは使用できないカラーを生成することもあります。[強度](Multiplier)編集ボックスは、特殊効果や特別な場合を除き、通常は既定値 1.0 の設定のままにしておいてください。
- スカイ カラー
-
- シーン環境を使用選択した場合は、シーン環境設定をスカイ カラーとして使用します。
- [スカイ カラー](Sky Color)(既定値) カラー見本をクリックして[カラー セレクタ](Color Selector)を表示し、スカイライトのティントを選択します。
- マップ
- オンの場合、テクスチャ マップを使用してスカイライト カラーを設定します。 ボタンをクリックしてマップを割り当てます。 スピナーを使用してマップ カラーのパーセンテージを設定します(設定が 100.0 パーセント未満の場合は、マップ カラーがスカイ カラーとブレンドされます)。
マップは、ライト トレースがアクティブでない場合には無効です。
[シャドウ パラメータ](Shadow Parameters)領域
- 影付け
- このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、スカイライトが影を付けます。 既定値ではオフになっています。
注: ラジオシティやライト トレーサを使用している場合、この設定は効果がありません。
- [各サンプルのレイ数](Rays Per Sample)
- シーン内の特定のポイントに注ぐスカイライトの計算に使用されるレイ数。 アニメーションのちらつきを除去するためには、この値を高く設定する必要があります。値を約 30 に設定すればちらつきは除去されます。
レイの数を増やすと、イメージの品質が向上します。ただし、レンダリング時間が長くなります。
ライト トレーサがアクティブな場合は、このコントロールは無効になります。
- レイ バイアス
- シーン内の特定のポイント上でオブジェクトが影付けできる最も近い距離。この値を 0.0 (ゼロ)に設定すると、ポイントそのものに影を付けることができます。また、この値を大きくすると、ポイントに近いオブジェクトがポイント上に影を付けることを回避できます。
ライト トレーサがアクティブな場合は、このコントロールは無効になります。