ケルビン色温度(mental ray)

ケルビン色温度シェーダが黒体放熱をシミュレートし、色温度(単位:ケルビン)で表示します。

ケルビン色温度シェーダを使用した既定で温度 6,500 度のマテリアル

また、このマテリアルに対して自己照明もオンにされています。

手順

例: ケルビン色温度シェーダで自己照明を使用するには:

  1. Arch & Design マテリアルをシーンに追加します。
  2. ケルビン温度カラー シェーダを拡散反射光カラー コンポーネントに割り当てます。
  3. [Arch & Design (mi)]パラメータで、[自己照明 (グロー)](Self Illumination (Glow))ロールアウトまでスクロールします。
  4. [自己照明 (グロー)](Self Illumination (Glow))をオンにします。
  5. [カラー](Color)領域で[ケルビン](Kelvin)が選択されていることを確認し、この値をケルビン色温度シェーダで使用されている値と同じ値に設定します。
  6. [グロー オプション](Glow Options)領域で、[シーンを照明 (FG 使用時)](Illuminates The Scene (When Using FG))をオンにします。

インタフェース

[ケルビン色温度パラメータ](Kelvin Temperature Color Parameters)ロールアウト

ケルビン温度
オブジェクトまたはサーフェスの温度を設定します(単位はケルビン)。範囲は 1000.0~100000.0 (10 万)です。既定値は 6500.0 です。
強度(I)
このシェーダに割り当てられたサーフェスによって放射されるライトの強度を調整します。範囲は 0.0~100000.0 (10 万)です。既定値は 1.0 です。

1.0 の既定の強度

2.0 まで増やされた強度

マテリアルを自己照明にすると、通常強度の効果が失われます。

ケルビン温度と自己照明を 1,000 度(最小値)に設定

ケルビン温度と自己照明を 1,500 度に設定

ケルビン温度と自己照明を 100,000 度(最大値)に設定

ボタンをクリックして、この値にマップを割り当てます。

[マップ](Maps)ロールアウト

強度(I)
ボタンをクリックし、マテリアル/マップ ブラウザを表示して、マップまたはシェーダを[強度](Intensity)値に割り当てます。 左にあるチェック ボックスを使って、マップの効果のオン、オフを切り替えます。

各シェーダ ボタンの右にあるボタンは、複数のパラメータを返すシェーダに使用します。複数のパラメータを返すシェーダがコンポーネントに割り当てられている場合は、ボタンのツールチップにパラメータ名が表示されます。