フリー カメラは、カメラの照準を合わせた方向にある領域を表示します。ターゲット カメラにはターゲットとカメラの 2 つの独立したアイコンがありますが、フリー カメラには 1 つのアイコンしかないので簡単にアニメートできます。
建物の中をウォークスルーする場合や移動する車両にカメラを取り付けた場合など、カメラの位置を軌道に沿ってアニメートするときにはフリー カメラを使用できます。フリー カメラはパスに沿って移動しながらバンクすることができます。
シーン内でカメラを直接オーバーヘッドする必要がある場合、フリー カメラを使えばその軸を中心に回転することを避けられます。
フリー カメラは、制限なしで移動および方向変換できる
フリー カメラの初期方向は、ビューポートをクリックしてアクティブになる作図グリッドで負の Z 軸方向です。
つまり、正投影ビューポートをクリックすると、初期カメラ方向はこちらからまっすぐ離れてゆく方向になります。トップ ビューポートをクリックするとシーンを見下ろすカメラ照準になり、フロント ビューポートをクリックするとシーンを前からとらえるカメラ照準になります。
パース ビューポート、ユーザ ビューポート、ライト ビューポート、またはカメラ ビューポートをクリックすると、ワールド座標系の負の Z 軸に沿う下向きのフリー カメラの照準になります。
カメラはアクティブな作図グリッド上に作成されますが、そこにはジオメトリも作成されるので、カメラ ビューポートにオブジェクトを表示するにはカメラを移動しなければならないことがあります。複数のビューポートからカメラの位置を確認して修正します。