[パラメータ](Parameter)サブオペレータ

[パラメータ](Parameter)サブオペレータは、他のサブオペレータのエクスポーズ可能な値を定義します。このサブオペレータは、オペレータのインタフェースをシンプルな状態にする目的で、ランダム シードなどの 2 つ以上の異なるサブオペレータの同じ値をエクスポーズする場合に特に役に立ちます。詳細については、「[等しい](Equal)データ タイプ」を参照してください。

インタフェース

Type
リストからパラメータのデータ タイプを選択します。
  • Angle
  • アニメーション同期(Animation Sync)
  • 浮動小数値
  • 整数値
  • Percent
  • [時間]
  • 独自性のシード(Uniqueness Seed)
  • ワールド単位(World Unit)

ほとんどのデータ タイプでは、既定値のみ設定できます。パラメータをエクスポーズすると、この値はパーティクル ビューの UI に表示され、ユーザはその値を変更できます。

パラメータの既定値を指定します。
アニメーション パラメータ(Parameters Animation)/独自性(Uniqueness)
それぞれ、[アニメーション同期](Animation Sync)および[独自性シード](Uniqueness Seed)データ タイプで使用できます。[アニメーション同期](Animation Sync)では、ドロップダウン リストから[同期](Sync By)値を選択し、[独自性シード](Uniqueness Seed)では、[シード](Seed)値を設定します。
同期
サブオペレータ パラメータをアニメートする場合、アニメーションの開始フレームまたは現在のイベントの開始フレームからすべてのパーティクルに対してこのアニメーションの適用を開始するか、エージに基づいて各パーティクルに適用することができます。オプションは次のとおりです。
  • [絶対値時間](Absolute Time) パラメータに設定された任意のキーが、設定対象の実際のフレームで適用されます。
  • [イベント期間] パラメータに設定された任意のキーが、最初にイベントに入った時点のフレームに関連する各パーティクルに適用されます。
  • [パーティクル エージ](Particle Age) パラメータに設定された任意のキーが、各パーティクルが存在する対応するフレームで適用されます。
  • [パーティクル寿命](Particle Lifespan)パラメータのアニメーションをパーティクル寿命期間にスケール/マップします。たとえば、パラメータ値がフレーム 0 ~ 100 の 5 ~ 20 からアニメートされている場合、このパラメータの値はパーティクルが発生したときは 5 で、パーティクルの期限が切れると 20 になります。この方法により、たとえば、その寿命でのパーティクルのスケールの変更を定義できます。

    このオプションを正しく使用するには、フローで[削除](Delete)オペレータを[パーティクル エイジ](By Particle Age)に設定し、パーティクル寿命を定義する必要があります。

パラメータ モディファイヤ(Use As Parameter Modifier)
オンにすると、既存のパラメータがオフセットまたは乗算係数で変更されます。

複数の異なるサブオペレータで同じランダム シードを使用すると、異なるパラメータ間で相関関係の問題が生じる可能性があります。この場合は、[タイプ](Type)を[独自性シード](Uniqueness Seed)に設定した[パラメータ](Parameter)サブオペレータを作成し、1 つのサブオペレータにフィードできます。もう一方のサブオペレータでは、追加の[パラメータ](Parameter)サブオペレータを作成し、[パラメータ モディファイヤ](Use As Parameter Modifier)オプションをオンにして、そのサブオペレータを同じデータ タイプに設定します。これで、パラメータ接続でこの追加の[パラメータ](Parameter)サブオペレータが処理されます。この方法では、ランダム シードにオフセットがあり、基になっているサブオペレータのランダム値は相互に関連付けられません。同時に、パラメータ露出では単一の(元の)[パラメータ](Parameter)サブオペレータを使用できます。

使用例については、付属のサンプルファイル RandomWalk.max を参照してください。[ランダム ウォーク](Random Walk)オペレータの基になるロジックを表示するには、[データ](Data)オペレータを追加してから、[プリセットをロード](Load Preset)を使用して、[ランダム ウォーク](Random Walk)プリセットを開きます。

オフセット(Offset By)/マルチプライ(Multiply By)
方法を選択し、パラメータを変更する量を設定します。[独自性のシード](Uniqueness Seed)タイプの場合、[オフセット](Offset By)オプションを使用できます。[アニメーション同期](Animation Sync)データ タイプの場合、パラメータは修正できないため、新しいオプションは使用できません。