[分割量](Split Amount)テスト

[分割量](Split Amount)テストを使用すると、残りのパーティクルを現在のイベント内に保持したまま、特定数のパーティクルを次のイベントに送ることができます。パーティクルの数またはパーセンテージを指定するか、N 番目ごとのパーティクルを指定して、パーティクルのストリームを分割できます。特定数のパーティクルではイベントごとに分割が 1 度発生しますが、パーセンテージおよび「N 番目ごと」の値をアニメートすることによって、時間の経過とともに分割されるパーティクルの量を変動させることができます。

インタフェース

ユーザ インタフェースは、[パーティクル ビュー](Particle View)ダイアログ ボックスの右側のパラメータ パネルに表示されます。

[次イベントへの条件](Test True For)領域

パーティクルのストリームを分割する方法を選択できます。

  • [パーティクルの割合](Fraction Of Particles)(既定値) パーティクルのストリームを、[比率](Ratio)値で指定されたパーセンテージで分割します。[比率](Ratio)が 0.0 より大きい場合、特定のパーティクルが分割されるかどうかはランダム化係数によって異なります。ランダム化係数は、[独自性](Uniqueness)/[シード](Seed)値を使用して変更します。

    [比率 %](Ratio)テストが真を返すパーティクルのパーセンテージを指定します。 これはアニメート可能で、既定値は 50.0% です。

    これは、[パーティクルの割合](Fraction Of Particles)オプションでのみ使用できます。

  • [N 番目ごとのパーティクル](Every Nth Particle)パーティクルを規則的にサンプリングして分割します。

    Nパーティクルの分割頻度を指定します。 これはアニメート可能で、既定値は 3 です。

    たとえば、8 を入力すると、パーティクルが 8 番目ごとに分割されます。

    これは、[N 番目ごとのパーティクル](Every Nth Particle)オプションでのみ使用できます。

  • [最初から N 番目のパーティクルまで](First N Particles)

    イベントに入った最初のパーティクルから数えて、以下の[N]パラメータに指定された数までのパーティクルが分割されます。残りはそのままとどまります。

  • [N 番目以降のパーティクル](Particles After N First)

    N 番目(以下の[N]パラメータで指定)のパーティクルより後のパーティクルがすべて分割されます。最初にイベントに入ったパーティクルから N 番目のパーティクルまでは、すべてイベント内にとどまります。

    N[最初から N 番目のパーティクルまで](First N Particles)では分割するパーティクルの数を、[N 番目以降のパーティクル](Particles After N First)ではイベント内に保持するパーティクルの数を指定します。

    これは、[最初から N 番目のパーティクルまで](First N Particles)または[N 番目以降のパーティクル](Particles After N First)オプションでのみ使用できます。

エミション ソースの統括
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、[最初から N 番目のパーティクルまで](First N Particles)および[N 番目以降のパーティクル](Particles After N First)オプションの[N]値が、放出源ごとに別個に適用されます。

複数のパーティクル フロー ソースが単一の[分割量](Split Amount)テストに収束する場合、このオプションを使用します。

[独自性](Uniqueness)領域

[パーティクルの割合](Fraction Of Particles)オプションがオンの場合は、[独自性](Uniqueness)の設定を使用してパーティクルのランダム化を有効にできます。

シード
ランダム化の値を指定します。
新規
ランダム化する式を使用して新規シードを計算します。