コンテナはヘルパー オブジェクトの一種です。コンテナを使って複数のシーン コンテンツを論理グループとして集約し、1 つのオブジェクトとして扱うことができます。コンテナとそのコンテンツは MAXC ファイルとして保存されるため、複数のユーザで共有することが可能です。
都市の各地区のコンテンツをコンテナとしてグループ化した例
コンテナを使用すれば、次のようなことが可能になります。
- 複数のオブジェクトの集合を 1 つのエンティティとして表示することで、シーンの複雑さを軽減する
- 不要なコンテナを一時的に削除(ロード解除)することで、シーンのパフォーマンスを向上させる
- 保存したコンテナを他のユーザが参照したり各自のシーンに読み込めるようにすることで、シーン コンテンツを共有する
- コンテナの一部のコンテンツのみを他のユーザでも編集できるように設定し、それ以外のコンテンツは編集できないようにロックする
ローカルで作成し、シーンの一部として使用されているコンテナを、個別化されたコンテナと呼びます。そのコンテンツは外部ソースから継承されたものではありません。
ソース コンテナは、外部ソースからコンテンツを継承します。ソース コンテンツは、ソース定義が保存されるたびに更新されます。ソース コンテナは、コンテナの作成者からアクセス権限を与えられている場合しか編集できません。