DXF ファイルは、AutoCAD (およびこのファイル形式をサポートするプログラム)のファイルからオブジェクトを読み込んだり、このファイルに書き出すときに使用します。DXF ファイルは、DWG ファイルをサポートしていないが DXF ファイルはサポートしているような CAD プログラムとの間でモデリング データの読み込みと書き出しを行うために最もよく使用されます。
- フリーズされている図やオフになっている図は無視されます。
- 面の法線をうまく統一できるかどうかは、共有頂点の連結によって決まります。AutoCAD で作成されたときのモデルの精度によって頂点が「一致している」とみなすには不十分な場合があります。このような頂点は連結されず、面が正しく統一されません。この場合、[DXF ファイルの読み込み](Import DXF File)ダイアログ ボックスで[連結しきい値](Weld Threshold)の値を上げます。
- レイヤごとに変換すると、多数の要素で構成されるオブジェクトが作成されます。場合によっては、要素の面法線が反転します。これは、3ds Max の[表示](Display)パネルにある[背面非表示](Backface Cull)のチェックマークを消すか、オブジェクトをレンダリングすることで気づくことができます。[法線](Normal)モディファイヤを使ってこの状態を修正します。
- 法線を反転したくない場合は両面マテリアルを使用するか、[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックス
[両面レンダリング](Force 2-Sided)オプションをオンにします。 - (3D 面など)多数の図形を含む大きなシーンをロードする場合、図形ごとにオブジェクトをロードする方法を選択していると、変換に時間がかかることがあります。3ds Max で扱うオブジェクトの数も膨大になります。これを防ぐために、内部の図形がレイヤごとにグループ化されるように DXF ファイルを編成して、図形ごとではなく、レイヤごとに変換を行います。
- AutoCAD Release 12 で AutoCAD Advanced Modeling Extension (AME)を使用している場合は、.dxf ファイルを保存する前に AME モデルに SOLMESH コマンドを使用します。
- DXF ファイルを読み込んだ後で、作成された 3ds Max ファイルを小さいオブジェクトに分割した方がよい場合もあります。
DXF ジオメトリを作成する場合、およびレイヤ、カラー、または図形で変換する場合、次のことを考慮してください。