[テーパ](Taper)モディファイヤは、オブジェクトのジオメトリの両方の終点をスケールして(1 つの終点はスケール アップし、もう一方はスケール ダウンする)テーパのついたコンタを生成します。2 つの軸群のテーパの量およびカーブを制御できます。また、テーパをジオメトリの一部分に限定することもできます。
既定値のテーパの例
このサブオブジェクト レベルでは、ギズモをその他のオブジェクトと同じように変換およびアニメートして[テーパ](Taper)モディファイヤの効果を変更できます。ギズモを変換すると、中心も同じ距離だけ変換されます。ギズモの回転またはスケールは、中心と関連して行われます。
このサブオブジェクト レベルで中心を変換またはアニメートしてテーパ ギズモのシェイプを変換でき、テーパ オブジェクトのシェイプも変換できます。
スタック表示の詳細は、「[モディファイヤ スタック](Modifier Stack)コントロール」を参照してください。
モディファイヤの中心を移動するとギズモのシェイプが変化する。
[テーパ](Taper)モディファイヤには、[パラメータ](Parameters)ロールアウトの[テーパ軸](Taper Axis)領域に、2 つの軸群と対称設定があります。一般のモディファイヤと同じように、これらの軸は、オブジェクトではなくテーパのギズモに関係しています。
終点がスケールされる範囲です。量は、最大 10 の相対値です。
テーパ ギズモの側面に曲率を適用し、テーパを付けられたオブジェクトのシェイプにも影響します。値を正にすると、テーパを付けた側面沿いに外側に曲がり、値を負にすると、内側に曲がります。値が 0 (ゼロ)の場合、側面は変化しません。既定値は 0 です。
テーパの中心軸または脊柱です。X、Y、または Z を指定します。既定値は Z です。
(1 組の)軸は、中心軸を基準とするテーパの方向を示します。利用できる選択肢は、中心軸の選択によって決まります。効果軸は、残りの 2 つの軸のいずれか、またはその組み合わせにできます。中心軸が X の場合、効果軸は Y、Z、YZ のいずれかです。既定値は XY です。
中心軸の回りに対称的なテーパが作成されます。テーパは常に効果軸に対して対称です。既定値ではチェックマークが付いていません。
効果軸を変更するとモディファイヤの効果が変化する
テーパのオフセットを上限および下限の範囲内で設定します。周囲のジオメトリは、テーパ自体には影響されませんが、移動されてオブジェクトの原型がそのまま保たれます。
テーパ効果の上限と下限を有効にします。
テーパの中心からの上限をワールド単位で設定します。これを超えると、ジオメトリに対するテーパ効果はなくなります。
テーパの中心からの下限をワールド単位で設定します。これを超えると、ジオメトリに対するテーパ効果はなくなります。
左: テーパの効果を制限
右: シンメトリを使用