マット オブジェクト

マット オブジェクトは非表示ですが、後ろのジオメトリを遮断します。ただし、バックグラウンドは遮断されません。

マット オブジェクトによってバックグラウンドの一部が表示され、ハンバーガーのジオメトリがオーブン内に表示されている状態

たとえば、アニメーションのバックグラウンドに複雑なシーンを作成し、一度レンダリングしてから、アニメーションのレンダリング中にアニメートされたオブジェクトの一部だけを使って、結果のビットマップをバックグラウンドに割り当てたとします。建物のようにバックグラウンドの一部の後ろにオブジェクトを表示する場合、建物に合わせてマット オブジェクトを作成します。次にアニメートしたオブジェクトをその背後に配置します。建物のビットマップ イメージは表示されますがアニメートしたオブジェクトはマット オブジェクトの後ろから移動するまで遮断されています。

マット オブジェクトは非表示でも影を投影することができます。

マット オブジェクトは影を受けることもできます。マット/シャドウ マテリアルで[アルファに影響](Affect Alpha)チェック ボックスにチェックマークを付けると、マット オブジェクトにかかる影がアルファ チャネルに適用されます。 アルファ シャドウを使用してマップをレンダリングすれば後で合成できます。マット オブジェクト上に正しく影を生成するには、[不透明アルファ](Opaque Alpha)チェック ボックスのチェックマークを消し、[アルファに影響](Affect Alpha)チェック ボックスにチェックマークを付けます。