シャッタ速度の制御

カメラのシャッタはさまざまな速度に設定され、それぞれによってフィルムが露光される時間の長さが決定されます。

シャッタのメカニズムは一般的に、徐々に開くブラインドのようなコンポーネントになっています。シャッタは水平に開くことも可能ですが、多くの場合は垂直に開きます。機器によっては、特に映画撮影用のカメラの場合は、回転式のシャッタが使用されています。

シャッタの羽根がゆっくり動くと、開口部が大きくなり、多くの光が入ってきます。これは、暗い環境やあまり動きのない環境で使用します(通過する自動車などの高速で移動するオブジェクトは、シャッタ速度が低すぎるとぼやけてしまいます)。

羽根が速く動くと、開口部が小さくなり、レンズを通過する光の量は少なくなります。これは、高速なアクションや、太陽、雪、砂などのある明るい環境で使用します。