[方向](Orientation)ロールアウト(Particle Paint)

[方向](Orientation)ロールアウトでは、サーフェスに対するパーティクル シードの向きをコントロールします。この方向情報を[発生ペイント](Birth Paint)オペレータおよび配置ペイント オペレータで使用して、パーティクルを回転させることができます。これらのオプションは、可視方向を持つインスタンス化されたシェイプをパーティクルとして使用したい場合に便利です。

重要: これらの設定をパーティクル シードに適用するには、シードを作成する前に設定しておく必要があります。パーティクル シードの作成後にパラメータの値を変更しても、既存のシードの向きには作用しません。

インタフェース

回転コンポーネントを生成
パーティクル シードの向きをコントロールできるようにします。このチェック ボックスにチェック マークを付けると、このロールアウトの他の設定が使用できるようになります。

[X 軸](X-Axis)および[Z 軸](Z-Axis)領域

優先軸
軸を優先軸として設定します。X 軸を優先軸として選択すると、各パーティクルはまずドロップダウン リストで指定した方法でそれぞれのローカル X 軸に位置合わせされた後、ローカル Z 軸に位置合わせされます。Z 軸を優先軸として選択すると、各パーティクルはまずそれぞれのローカル Z 軸に位置合わせされた後、ローカル X 軸に位置合わせされます。
反転
優先軸の方向を反転します。これにより、パーティクルが 180 度回転して反対方向を向きます。
(方向リスト)
このドロップダウン リストでは、ペイント オブジェクトのサーフェスに対するパーティクルの向きを指定します。
  • [ランダム](Random)選択した軸に基づいて、パーティクルがサーフェスに対してランダムな方向を向きます。
  • [サーフェス法線に位置合わせ](Align to Surface Normal)パーティクルを、ペイント オブジェクトのサーフェス法線に位置合わせします。たとえば、X 軸が優先軸として選択されている場合は、パーティクルのローカル X 軸がサーフェス法線に位置合わせされます。このオプションは、サーフェス上にインスタンス化された草やヘア オブジェクトを配置する場合に最適です。
  • [ワールド X 軸に位置合わせ](Align to World X-Axis)、[ワールド Y 軸に位置合わせ](Align to World Y-Axis)、[ワールド Z 軸に位置合わせ](Align to World Z-Axis)パーティクルをワールド軸に沿って位置合わせします。
  • [ビューポートをルックアット](Look at Viewport)すべてのパーティクルをアクティブなビューポートに位置合わせします。
  • [Particle Paint アイコンをルックアット](Look At Particle Paint Icon)すべてのパーティクルが、Particle Paint アイコンの方向を向きます。
  • [ストロークに従う](Follow Stroke)パーティクルを、スプレー パスに沿って、ストロークを描いた方向に位置合わせします。
  • [U マップのベクトルに位置合わせ](Align to U Map Vector)、[V マップのベクトルに位置合わせ](Align to V Map Vector)、[W マップのベクトルに位置合わせ](Align to W Map Vector)ペイント オブジェクトのサーフェスに対して、U/V/W マップ方向に沿ってパーティクルを位置合わせします。
発散
選択した優先軸に対する最大角度偏差(単位は度)を設定します。
親トピック: パーティクル ペイント