フィルム グレイン レンダリング効果

[フィルム グレイン](Film Grain)は、レンダリングを適用したシーンにフィルムの粗さを再現するのに使用されます。[フィルム グレイン](Film Grain)により、AVI などバックグラウンドとして使用されるソース マテリアルからのフィルム グレインを 3ds Max で作成されたレンダリング シーンに一致させることができます。[フィルム グレイン](Film Grain)は、適用されると自動的にランダム化され、移動するフレームのような外観になります。

• [標準](Standard)メニュー: [レンダリング](Rendering)メニュー > [効果](Effects) > [環境と効果](Environment and Effects)ダイアログ ボックス > [効果](Effects)パネル > [追加](Add) > [効果を追加](Add Effect)ダイアログ ボックス > [フィルム グレイン](Film Grain)
• [拡張](Enhanced)メニュー: [レンダリング](Rendering)メニュー > [環境と効果](Environment and Effects) > [環境と露出の設定](Environment and Exposure Settings) > [環境と効果](Environment and Effects)ダイアログ ボックス > [効果](Effects)パネル > [追加](Add) > [効果を追加](Add Effect)ダイアログ ボックス > [フィルム グレイン](Film Grain)

シーンにフィルム グレインを適用前と適用後

注: アルファ チャネルを持つ特定のビットマップ形式がシーンに含まれている場合、レンダリングにフィルム グレインを適用することはできません。

インタフェース

[フィルム グレイン パラメータ](Film Grain Parameters)ロールアウトには、以下のコントロールが用意されています。

グレイン

イメージに追加する粗さの量を設定します。範囲は 0 から 10.0 です。

バックグラウンドを無視

グレインがシーン内のジオメトリと効果にのみ適用されるように、バックグラウンドにマスクをかけます。このオプションは、(すでに粗さのある)フィルムをバックグラウンド イメージとして使用する場合に選択します。