Subsurface Scattering (SSS)マテリアル

subsurface scattering (SSS)マテリアルは、肌やその他の自然界にみられるマテリアルをモデリングするために提供されており、それらの外観は複数のレイヤの光の散乱によって構成されています。3ds Max には、これらのマテリアルが 4 つ用意されています。それぞれのマテリアルは、シェーダのトップレベルのラップ元(「phenomenon」)となり、そのシェーダのコントロールについては「Standard mental ray Shader Libraries」のドキュメントで説明しています。リンクをクリックして、シェーダの NVIDIA のドキュメントを参照してください。

ヒント: リンクに従って NVIDIA ライブラリ シェーダのドキュメントを参照するときは、ブラウザで少し上にスクロールしてください。 このリンクは、項のタイトルを過ぎたところに移動することが多く、リンクの場所の上に概要が記載されていることがあります。逆に、項の先頭に移動した場合は、下にスクロールしてください。
マテリアル名 ライブラリ シェーダ名
SSS Fast Material misss_fast_simple_phen
SSS Fast Skin マテリアル misss_fast_skin_phen
SSS Fast Skin マテリアル+ディスプレイス(Displace) misss_fast_skin_phen_d
SSS 物理的マテリアル misss_physical

詳細は、「サブサーフェス スキャッタリング シェーダ」およびそれ以降のトピックも参照してください。物理的マテリアルの基礎情報およびヒントについては、「サブサーフェス スキャッタリングを物理的に修正する」を参照してください。

注: SSS 物理的マテリアルは、mental ray マテリアルのサーフェス コンポーネントとフォトン コンポーネント用のシェーダとして使用することもできます。

SSS Fast Skin マテリアルの実践的な演習をまとめたチュートリアルをダウンロードするには、この Web ページを参照してください。

SSS Physical Material のライト コントロール

SSS Physical material には、misss_physical シェーダのパラメータ内にある lights 配列に対応しているライト コントロールがあります。

Lights

オンの場合、マテリアルはリストに指定されたライトだけから照らされます。オフの場合、シーンのすべてのライトがマテリアルに影響します。既定値ではチェックマークが付いていません。

残りのコントロールは、[ライト](Lights)にチェックマークが付いている場合にのみ使用可能です。

  • ライトのリスト このマテリアルを照らすために選択したライトが表示されます。
  • [Add] リストにライトを追加します。[Add]をクリックしてオンにし、ライト オブジェクトをビューポートでクリックします。
  • [Replace] リストに含まれるライトを置換します。ライトの名前をリストでハイライト表示し、[Replace]をクリックしてオンにしてから、置換するライト オブジェクトをビューポートでクリックします。
  • [削除](Delete)リストからライトを削除します。ライトの名前をリストでハイライト表示し、[削除](Delete)をクリックします。