NURBS オブジェクトの問題を解決する方法
次に説明するのは、NURBS モデルの問題を解決する方法です。
サーフェスを作成したがビューポート内で見えない場合、[法線を反転](Flip Normals)チェック ボックスにチェックマークを付けてください。[法線を反転](Flip Normals)はそのサーフェスの作成ロールアウトや[サーフェス共通](Surface Common)ロールアウト内の[サーフェス](Surface)サブオブジェクト レベルで利用可能です。
ブレンド サーフェス
を作成したがそのサーフェスが蝶ネクタイのように見える場合、そのねじれを訂正するために[終点 1 を反転](Flip End 1)か[終点 2 を反転](Flip End 2)を使用してください。
CV カーブによって予想しない結果や不正確な結果が生じた場合、そのカーブのパラメータ設定を行ってください。[カーブ](Curve)サブオブジェクト レベルで[パラメータ再設定](Reparam.)をクリックします。このボタンは[CV カーブ](CV Curve)ロールアウトにあります。
[パラメータ設定](Reparameterize)ダイアログ ボックス
で、[コードの長さ](Chord Length)のパラメータ設定を選択します。
前述のカーブにまだ問題がある場合は、再構築を試みてください。[再構築](Rebuild)ボタンが同じロールアウトにあります。
サーフェスとカーブの間のブレンドによって予想しない結果や不正確な結果が生じた場合、親カーブのパラメータ設定を行ってください。[サーフェス](Surface)サブオブジェクト レベルで[パラメータ再設定](Reparam.)をクリックします。このボタンは[CV サーフェス](CV Surface)ロールアウトにあります。
[パラメータ設定](Reparameterize)ダイアログ ボックス
で、[コードの長さ](Chord Length)のパラメータ設定を選択します。
シェーディングされたビューポートに継ぎ目が見える場合、その継ぎ目を修正しようとする前にまず、そのビューポートをレンダリングしてください。ビューポートに見えるものがレンダリングで得られるものであるとは限りません。ビューポートをシェーディングする機能は、プロダクション レンダラーよりも不正確です。ビューポートとレンダラーで異なる
サーフェス近似
を設定するとビューポート内で継ぎ目が生じる場合もあるため、これらの設定も確認します。
ビューポートやレンダリングされたモデル内の面がずれている場合は、[サーフェス近似](surface approximation)ロールアウトの[合成](Merge)の値を大きくします。
NURBS モデルをメッシュに変換した後に、面の間にずれが生じることがあります。たとえば、
[メッシュ選択](Mesh Select)
を使用して変換する場合などです。このような場合は、
サーフェス近似
の設定でレンダラーの[合成](Merge)の値を大きくします。
1-レール スウィープ サーフェス
または
2-レール スウィープ サーフェス
に奇妙なねじれがある場合、サーフェスの変更の領域で断面を追加します。たとえば、角の丸いボックスのように見えるレールがある場合、そのコーナーに断面を配置するとスウィープのシェイプを制御しやすくなります。また「S」字形のレールの場合、断面を追加する必要はありません。曲率が一定しているためです。
U ロフトまたは UV ロフトが予想外に二つ折りになった場合、すべてのカーブが同じ方向に向いていることを確認します。[反転](Reverse)チェック ボックスをクリックすると、カーブの方向が変わります。[始点](Start Point)編集ボックスを使用して、カーブの始点の位置合わせをします。
親トピック:
NURBS のヒントとテクニック