[連結](Welding)ロールアウト

[連結](Welding)ロールアウトでは、エッジを縫い合わせる方法を指定できます。連結は累積的であるため、連結後の結果は保持され、パラメータを調整した後再び使用されます。一般には、初めは[許容スケール](Tolerance Scale)の値を 1.0 (既定値)にして、それから増やしていきます。

連結する前に[エッジ](Edge)サブオブジェクト レベルにアクセスすると、縫い合わされたエッジ(白)と開いたエッジ(青)が表示されます。非多様体エッジ(3 つ以上の面を持つエッジ)は、濃いオレンジ色で表示されます。

ロールアウトが開いている間は、連結モードは常にアクティブです。意図した結果になるまで、パラメータを変更して繰り返し連結してから、モードを終了します。終了するには、[連結](Welding)ロールアウトの[適用](Apply)または[キャンセル](Cancel)をクリックします。

連結開始
現在の設定を使用して連結し、連結モードを続行します。
適用
現在の結果を保存して連結モードを終了し、[連結](Welding)ロールアウトを閉じます。
キャンセル
元のモデルに戻して連結モードを終了し、[連結](Welding)ロールアウトを閉じます。

[結果タイプ](Result Type)領域

連結の出力タイプを選択します。

  • [ソリッド ボリュームを閉じる](Closed Solid Volume)連結後に閉じたソリッドを形成します。
  • [シェルを開く](Open Shell)連結後に開いたシェルを形成します。
  • [混合 - 非多様体](Mixed)モデルがあまりクリーンでなく、良好な結果を得るためにはさらに作業が必要である場合に、このオプションを選択します。
許容スケール
[連結の許容値](Welding Tolerance)を取得するために[ボディ](Body Tolerance)に適用するスケールを指定します。[許容スケール](Tolerance Scale)値を 1.0 にすると、良好なよくまとまったボディ オブジェクトをきれいに連結できます。エッジでの接続が不十分なボディを正しく連結するには、[ボディ](Body)の値を 10.0、100.0、もしくは 1000.0 まで高くする必要がある場合があります。100 よりも大きな値を使用する場合は、小さなエッジが削除されることがあるため注意が必要です。
エッジを分割
オンにすると、T 字型の接合点でエッジが分割されます。

モデルは、隣接する面と面の間のエッジに 1:1 の関係を持たない場合もあります。たとえば、2 つのサーフェスが 3 つ目のサーフェスの 1 つのエッジに沿ってつながっている T 字型の接合点がオブジェクトに含まれる場合などがあります。

小さいエッジを取り出す
オンにすると、連結の許容値よりも小さいエッジの 2 つの頂点が連結されます。つまりこのエッジは削除されます。重要である可能性があるジオメトリの削除を防ぐため、比較的大きい許容値の設定で連結する場合には、非常に小さいピースが含まれるボディ オブジェクトに対してこのオプションを使用しないでください。
# -開いたエッジ
ボディ オブジェクトの開いたエッジの数が表示されます。
# -連結したエッジ
前回[連結開始](Weld Now)をクリックしたときに連結されたエッジの数が表示されます。