[マテリアルと UV](Materials and UVs)領域

マテリアルやテクスチャ マッピングが適用されたオブジェクトのプロ オプティマイザーでの処理方法をコントロールします。

インタフェース

マテリアル境界を保持

チェック マークを付けると、プロ オプティマイザーはマテリアル間の境界を保持します。異なるマテリアルを持つ面に属するポイントがフリーズされ、最適化中に削除されません。既定値ではチェックマークが付いています。

チェック マークが付いていない場合、プロ オプティマイザーによってマテリアル間の境界に沿った面は削除されることがあります。

オリジナルのオブジェクト

マテリアル間の境界を示す赤いポイントが付けられたオリジナルのオブジェクト

[マテリアル境界を保持](Keep Material Boundaries)にチェック マークを付けて最適化されたオブジェクト(赤いポイントは境界を示す)

[マテリアル境界を保持](Keep Material Boundaries)のチェック マークをはずして最適化されたオブジェクト

テクスチャを保持

チェック マークを付けると、プロ オプティマイザーはテクスチャ マッピング座標を保持します。チェック マークが付いていない場合、テクスチャ座標は削除されます。既定値ではチェックマークが付いていません。

オブジェクトにテクスチャ座標が含まれない場合、このオプションは無効になります。

注: [テクスチャを保持](Keep Textures)のチェック マークをはずした状態でマップされたオブジェクトを最適化すると、オブジェクトをレンダリングするとき、[マップ座標がありません](Missing Map Coordinates)ダイアログ ボックスが 3ds Max に表示されます。
UV 境界を保持

このコントロールは、[テクスチャを保持](Keep Textures)にチェック マークが付いている場合にのみ使用できます。チェック マークを付けると、プロ オプティマイザーは UV マッピング値間の境界を保持します。チェック マークが付いていない場合、UV マッピング値は無視されます。既定値ではチェックマークが付いていません。

  • [許容度](Tolerance)これは[UV 境界を保持](Keep UV Boundaries)にチェック マークが付いている場合にのみ使用可能です。[許容度](Tolerance)の値によって、UV 境界の処理方法をコントロールできます。値が 0.0 (既定値)のとき、隣接する面とは異なる UV マッピング値を含む面がすべて保持されます。値が 1.0 (既定値)のときは、隣接する面が異なる UV 値を含む場合でも、すべての面が削除されます。
    ヒント: [許容度](Tolerance)を 0.1 に設定すると、ほとんどのマッピングの境界は保持されますが、妥当な範囲の最適化も可能になります。