[カーブを結合](Join Curves)ダイアログ ボックス(NURBS)

このダイアログ ボックスで、2 つのカーブを結合する方法を選択できます。

インタフェース

[連結](ZIP)ボタン

このボタンは、連結アルゴリズムを選択します。連結によって、元の 2 つのカーブの CV ラティスが連結されます。連結は元のカーブの形を変える場合がありますが、通常は結合よりも良い結果になります。

既定値では、[連結](ZIP)ボタンがアクティブになっています。

ともにトリムされていないポイント カーブを連結すると、1 つのポイント カーブになります。他の場合はすべて CV カーブになります。

許容度

3ds Max 単位の距離です。2 つのオリジナル カーブの両端の距離がこの距離よりも短い場合、新しい連結カーブに同じポイントや CV が作成されないように、連結でいずれかのポイントまたは CV が削除されます。

テンション 1

(使用不可)

テンション 2

(使用不可)

[結合](Join)ボタン

このボタンは、結合アルゴリズムを選択します。最初に結合すると、2 つのオリジナル カーブの間にブレンド カーブが作成され、次にこの 3 つのカーブが 1 つのカーブに結合されます。結合では、2 つのオリジナル カーブの形が変わりません。

2 つのポイント カーブを結合すると、1 つのポイント カーブになります。いずれか、または両方が CV カーブの場合、結合で CV カーブになります。

許容度

3ds Max 単位の距離です。結合しようとしているカーブの隔たりがこの値より大きい場合、まずブレンド カーブが作成され、それから 3 つが結合されます。隙間がこの値より小さい場合、またはカーブが重なったり、完全に一致するような場合、3ds Max ではブレンドは作成されません。

ブレンド カーブを作成してから 3 つのカーブを 1 つに接合する方が、望ましいテクニックです。最終的に、親カーブによくマッチします。ブレンド カーブを作成しないで接合すると、作成されたカーブは滑らかさを保持するために親カーブからずれてしまう可能性があります。ずれの量は入力した 2 つのカーブが接合時に接線からどれくらい離れていたかによります。

隔たりが小さすぎると、問題が生じます。この場合、3ds Max がブレンド カーブを生成しますが、そこに十分なスペースがないので、生成されたカーブにループが含まれます。このループを防ぐために、[許容値](Tolerance)を隔たりの距離よりも大きく設定します。

許容度を 0.0 に設定すると、3ds Max は[許容度](Tolerance)に適切な値を自動的に選択します。

テンション 1

最初に選択したカーブの端での、新しいカーブのテンションを調整します。

テンション 2

2 番目に選択したカーブの端での、新しいカーブのテンションを調整します。

プレビュー

このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、連結または結合の効果がビューポート内にプレビューされます。既定値ではチェックマークが付いています。