NURBS サブオブジェクト選択

NURBS モデルでの作業中は、サブオブジェクトを使用することがあります。

サブオブジェクト レベルにあるときは、クリックや領域選択したり、または Ctrl を押すなど、通常の選択方法を使用して、1 つまたは複数のサブオブジェクトを選択します。

また、名前によって NURBS ポイント、カーブ、サーフェス サブオブジェクトを選択することもできます。[キーボード ショートカットの切り換え](Keyboard Shortcut Override Toggle)ボタンをオンにして、NURBS サブオブジェクト レベルに切り替え、H キーを押します。これによって、選択フロータのサブセットである[サブオブジェクトを選択](Select Sub-Objects)ダイアログ ボックスが表示され、現在のレベルのサブオブジェクトのみが表示されます。リスト内の 1 つまたは複数のオブジェクトを選択し、[選択](Select)をクリックします。頻繁に編集する NURBS サブオブジェクトに(CV を除く)、固有の名前を割り当てることができます。

ヒント: [サブオブジェクトを選択](Select Sub-Objects)ダイアログ ボックス内のリストに、マウス カーソルから下のサブオブジェクトだけを表示させる場合は、Ctrl+H を押します。

また、従属サブオブジェクトの作成時に親オブジェクトを選択する場合は、キーボード ショートカットの H が役立ちます。

ワークフローのヒント

NURBS で作業する場合、オブジェクトとサブオブジェクトの間、またはサブオブジェクト レベルと他のレベルの間を切り替えることが多くあります。2 つのキーボード ショートカットとポップアップ メニューが役立ちます。

• サブオブジェクト選択切り替え(既定値は Ctrl+B)は、オブジェクトとサブオブジェクト レベル間を切り替えます。
• サイクル サブオブジェクト レベル ショートカット(既定値は Insert)は、サブオブジェクト レベルから他のサブオジェクト レベルへ切り替えます。
• NURBS オブジェクトが選択され、[修正](Modify)パネルがアクティブな間に、ビューポート内で右クリックすると、クアッド メニューで、さまざまなレベルの NURBS モデルに切り替えられます。トップ レベル、サーフェス CV レベル、サーフェス レベル、カーブ CV レベル、ポイント レベル、カーブレベル、読み込みレベルがあります。
• コマンド パネルの右クリック ポップアップ メニュー(マウス カーソルがパン ハンドになる範囲で使用可能)は、現在のコマンド パネルのロールアウトをナビゲートするのに役立ちます。

  3 つボタンのマウスまたはホイール付きのマウスを使用している場合、ホイールを回転させると、コマンド パネルがスクロールします。

• サブオブジェクト選択セットは、変更されません。異なったサブオブジェクト レベルへ移動した後に前のレベルに戻った場合も、選択されたサブオブジェクトはまだ有効です。ただし、ポイントや CV のリファインまたは挿入を行うと、そのオブジェクトのサブオブジェクト選択セットが無効になります。
• アクティブなレベルにある NURBS モデルのサブオブジェクト間で、サブオブジェクト選択を移動することができます。これには Ctrl を押したまま矢印キーを押します。
• 3D ビューで重なり合ったサーフェス CV サブオブジェクトを選択すると、選択した CV のすべてがハイライト表示にならない場合があります。すべてをハイライト表示にするには、[カスタマイズ](Customize) [ビューポート設定](Viewport Configuration)を選択して、[Z-バッファ ワイヤフレーム オブジェクト](Z-buffer Wireframe Objects)チェック ボックスにチェックマークを付けます。