エージ テスト

エージ テストを使用すると、アニメーションの開始から特定の時間が経過したかどうか、パーティクルの存続期間、パーティクルが現在のイベントおよびブランチ内に存在していた時間をパーティクル システムで確認できます。

インタフェース

ユーザ インタフェースは、[パーティクル ビュー](Particle View)ダイアログ ボックスの右側のパラメータ パネルに表示されます。

[エイジ タイプ ドロップダウン リスト]
最初のインタフェース要素はドロップダウン リストで、テストのタイプを選択できます。既定値は[パーティクル エージ](Particle Age)です。
  • [絶対値時間](Absolute Age) アニメーション内の現在のフレーム番号をテストします。
  • [パーティクル エージ](Particle Age) 各パーティクルの現在のエージをテストします(単位はフレーム数)。これは既定値です。
  • [イベント時間](Event Age) 現在のイベントの現在の持続時間をテストします(単位はフレーム数)。

[次イベントへのパーティクル値条件](Test True If Particle Value)領域

エージ テストが成功または失敗した場合に、テストがパーティクルを次のイベントに渡すかどうかを指定します。既定値は、[テスト値より大きい場合](Is Greater Than Test Value)です。

既定値では、テストされた値が[テスト値](Test Value)の値を超えた場合、エージ テストは真を返します。ただし、[テスト値より小さい場合](Is Less Than Test Value)を選択することも可能です。たとえば、[絶対値時間](Absolute Age)というテスト タイプを使用し、[テスト値](Test Value)を 60、[変動](Variation)を 0 (ゼロ)に設定し、[テスト値より小さい場合](Is Less Than Test Value)を選択すると、パーティクルが次のイベントに移動するのはフレーム 60 までになります。フレーム 60 以降の残りのパーティクルは、別のテストが真を返すまで現在のイベント内にとどまります。

テスト値
テスト対象の特定のフレーム番号、パーティクル エージ(フレーム数)、またはイベントの持続時間(フレーム数)です。既定値は 30 です。

この値はアニメートできません。

変動
テスト対象の値をランダムに変動できるフレーム数。既定値は 5 です。

この値はアニメートできません。

各パーティクルの実際のテスト値を得るために、システムは[変動](Variation)値に - 1.0 ~ 1.0 の間のランダムな数字を掛け合わせ、その結果を[テスト値](Test Value)に加算します。たとえば、[テスト値](Test Value)が 300 で、[変動](Variation)が 10 の場合、各パーティクルでテストされる値は、290 ~ 310 になります。

サブフレーム サンプリング
このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、比較的粗いフレーム解像度を使用する代わりに、より高いサブフレーム解像度を使用して(つまり、各フレームを通じて)時間をテストすることで、パーティクルを次のイベントに渡すときにパーティクルが「噴き出す」のを避けることができます。既定値ではチェックマークが付いています。

「噴き出し」は、連続するストリームではなく、別の「噴き出し」つまりパーティクルのクラスタを発生させる効果です。

[サブフレーム サンプリング](Subframe Sampling)をオフにすると、テストがフレーム時間どおりに実行されます。

調整可能エージ(Adjustable Age)
[スクリプト](Script)および[データ](Data)オペレータはパーティクルのエージを途中で変更できます。ただし、パフォーマンスのため、エージ テストでは、イベントに最初に入るときに各パーティクルのエージがキャッシュされ、テストにはキャッシュされた値が使用されます。パーティクルがイベントに入った後でエージを変更すると、テストで矛盾が発生します。このオプションはこの問題を解決します。パーティクルのエージまたはイベントのエージを変更する[スクリプト](Script)または[データ](Data)オペレータがイベントに含まれる場合は、[調整可能エージ](Adjustable Age)をオンにします。

[独自性](Uniqueness)領域

[独自性](Uniqueness)の設定を使用して、テスト値の変動をランダム化できます。

シード
ランダム化の値を指定します。
新規
ランダム化する式を使用して新規シードを計算します。